第21話:人称の変更でどうなるか
防振りのメイプルちゃんのイメージで書こうと思ったけれど、よく読むと淡々としている。理由は三人称。
だからこれを『デスゲームに巻き込まれた山本さん』のように、一人称で「どうしてこうなった?」的にスキルに無茶振りされるテイストにするとどうなるか試行してみた。
ルナは結局「へへへ、なんでだろ?」と流してしまうと思うけどね。
八女のように『キートン山田方式』(名付け親は鮎咲さま)で、ルナのすっとぼけた反応にナレーションとして突っ込む。
もしくはいつもアイリスが一緒にいて突っ込ませる。
その併用でいいか。
<ここから入力>
山本さんのように一人称で、「どうしてこうなった?」という要素を前面に出すと、この作品はどのように再構成できるか?
<提案>
## **ルナ一人称の「どうしてこうなった?」視点で再構成**
ルナの天然さと予測不能な展開を**彼女自身の無自覚な一人称視点**で描くことで、作品全体にコメディと感情的な深みを与えます。「**なぜこんなことになったのか?**」と戸惑う彼女の語りが、物語にユーモラスで共感を呼ぶ要素を加えます。
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### **冒頭:戦場のど真ん中から始まる物語**
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**ルナ(語り)**
「あれ? なんで私、戦場のど真ん中にいるんだっけ……?」
周りを見渡すと、敵味方が入り乱れた騎馬軍団の激しい戦いの中。私はエプロン姿でスコップを持って立っていた。
「おかしいなぁ、さっきまでトマト植えてたのに……」
私の後ろでは、ものすごい勢いで爆発したカボチャの破片が散らばってる。敵の騎馬隊が次々と馬から投げ出され、混乱状態。え、なんで? これって私のせい……? そんなわけないよね?
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## **プロット構造:天然な一人称視点の面白さ**
### **1. 農作業のつもりがバズる!?**
ルナは**ただ畑を耕したいだけ**なのに、なぜか毎回事件に巻き込まれていきます。彼女の一人称視点では、**「どうしてこうなった?」**という戸惑いが常にあり、普通の農作業が、気づけば戦場や外交の大問題に発展してしまいます。
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**ルナ(語り)**
「たしか、このトマトが美味しくなるようにって、少し魔法をかけたんだよね。それだけなのに、どうして敵の部隊が壊滅するの……?」
どうしよう……でも、みんな私のこと見てるし、なんか拍手してるし……え、勝ったの? これ、勝利?
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### **2. 幼馴染・アイリスとの掛け合い**
アイリスはいつも**ルナの天然行動に巻き込まれ、ツッコミを入れるポジション**。戦場でもリアルでも彼女をフォローする役割ですが、ルナの一人称視点から見ると、アイリスは**頼れるお母さん的存在**に映っています。
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**ルナ(語り)**
「アイリスが、今日も『もう、何やってんのよ!?』って怒ってる。でも、それもいつものことだから大丈夫……たぶん。『あんたがトマトに魔法かけたから、騎馬隊が全滅したのよ!』って言ってるけど、そんな大げさな~。トマトにそんな力、あるわけないじゃん?」
……あれ、ほんとに私のせい?
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### **3. 仲間たちが巻き込まれる形で成長する**
ルナの一人称視点では、**仲間たちの変化や成長に無自覚**なまま進みます。戦術指揮官のアイリス、商人のフィン、魔獣使いのメアリー、元傭兵のレオニード――彼らはルナの突飛な行動に巻き込まれながら、次第に彼女の**無自覚な「才能」を信頼**するようになります。
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**ルナ(語り)**
「レオニードが『俺はもう、この農園を守るために生きていく』って言ってたけど、どうしてそんなに大事に思ってくれるのかな? あれ? もしかして私、すごいことしてる?」
……いやいや、ただジャガイモ植えてるだけだし、なんでこんなに騒がれるのかわからないよ。
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### **4. リアルとゲームの境界が曖昧に**
ルナは**リアルの生活でも、配信の人気がバズっていることに無自覚**です。彼女は「ただ楽しく農作業をしているだけ」だと思っているのに、企業や他のプレイヤーから注目され、リアルでも面倒な事態に巻き込まれていきます。
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**ルナ(語り)**
「最近、知らない人たちから『配信見てます!』って言われるけど、何のことだろう? アイリスが『あんた、今トップストリーマーなんだからね!』って怒ってたけど、トップストリーマーって美味しいのかな?」
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### **5. 天下統一が近づいてくる!?**
物語が進むにつれ、彼女の**天然な行動**が戦国VRMMOのシナリオをも狂わせ、なぜか**天下統一**の最有力候補になってしまいます。
しかし、ルナ本人は天下を取る気がなく、「**次の作物を何にしようかな?**」と呑気に考えています。
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**ルナ(語り)**
「『天下統一まであと一歩!』ってみんな言ってるけど、天下なんて取ってどうするの? お米の収穫のほうが大事だよ~」
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## **キャッチコピー:一人称視点を生かしたインパクト**
- **「ただの農作業のはずだった――どうしてこうなった?」**
- **「戦場にスコップとカボチャ爆弾で突撃!?」**
- **「私はただ畑を耕したいだけなのに……」**
- **「天下統一? いえ、お米の収穫が先です。」**
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## **まとめ:一人称視点での再構成の魅力**
1. **ルナの天然な一人称視点**から、物語のユーモアを強調し、読者に「次はどんなハプニングが起きるのか?」と期待させます。
2. **仲間たちの反応やツッコミ**がルナの視点を通じて描かれることで、コメディとしての面白さが増します。
3. **ルナ自身が物語の中心にいながらも、それを全く自覚していない**という構造が、キャラクターの魅力を引き立てます。
4. **「どうしてこうなった?」という戸惑いの語り口**が、物語に共感と親しみを与え、読者を惹きつけます。
この再構成によって、ルナの天然さを最大限に活かした「**予測不能な冒険と成長の物語**」が完成します。ルナの一人称視点が、物語に**笑いと温かさをもたらし**、読者を最後まで飽きさせない展開を生み出します。
<ここまで>
う~ん。アイリスやキートン山田がいないとこうなるか。
同接ユーザーの存在も使えるね。
あとで考えよう。
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