第7話:作品のテイスト変更からキャラクターのイメージを構築する

 さらに作品のテイストを調整


 筆者は今回、天然系女主人公がほかのプレイヤーから恐れられつつも「るなちゃんだから何でもあり」「平常運転だ」と好意を持って『見守られる』作品にしたいと思っています。


 理由は女主人公作品の根源的なウケ要素は『読者が愛でる対象』としての主人公造形だと思うからです。


 例を挙げれば『痛いのは嫌なので防御に極振りします。』のメイプルちゃん。多分あの作品がその特徴を一番よく抽出できているものと考えています。


 よってとりあえず『知らないうちに正義プレイで』ゲームイベントである天災などを鎮めてしまうという方向性で提案してもらいました。


 <ここから>


 以前提案された『カオスが天災を発生させる』を、るなのせいではなく、その『カオススキルで鎮める』方向性で、正義プレイにできないか?


 <ここまで>


 回答


 <ここから>


 ### **「カオススキルで天災を鎮める天然プレイ」の方向性と提案**


 天然少女るなによる「カオス布武」が、予測不能な行動で**“天災や危機を解決”**する正義のプレイに変われば、**「善意で世界を救う」**面白さと、「偶然の成功」によるカオスな魅力を両立できます。この設定は、**ギャグ要素とシリアス展開のバランス**が取れた物語を描きやすく、カクヨムの読者層にも受けが良いでしょう。


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 ## **1. 「天災解決」をカオスで成功させる物語の基本方針**

 **「カオススキル」での正義プレイ**の面白さは、**無自覚な善行**が結果的に大きな危機を救うところにあります。

 - **例**:「村の収穫祭を盛り上げるため」として、無邪気に魔法を使った結果、自然災害がピタッと収まる。

 - 重要なのは、るな本人は「世界を救っている」という自覚がなく、**スローライフを楽しんでいるだけ**という構図です。プレイヤーやNPCたちは、彼女を**救世主**として崇めますが、本人はただの農民プレイのつもりです。


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 ## **2. 天災が起こる状況と、るなの天然解決案**

 ゲームの世界では、定期的に**天災・魔物の襲来**などの災害イベントが発生します。普通のプレイヤーはこれを戦力やアイテムで解決するのですが、**るなの天然行動が予測不能な形で災害を収める展開**が鍵となります。


 1. **嵐を鎮めるエピソード**

 - **危機**:大嵐が村を襲い、領地全体が洪水に見舞われる。

 - **るなの行動**:「水たまりでアヒル遊びをしよう♪」と、村中の水たまりにアヒルのおもちゃを浮かべる。

 - **結果**:不思議なことに嵐が急に収まり、NPCたちは「アヒルの神のご加護だ!」と歓喜する。


 2. **魔物の襲撃を回避するエピソード**

 - **危機**:巨大な魔物の群れが村に向かって進軍する。

 - **るなの行動**:「お疲れだろうから、ご飯あげよっと!」と、魔物たちに収穫した野菜を全部差し出す。

 - **結果**:魔物が満足してその場で寝てしまい、村は襲撃を免れる。以降、魔物は「収穫の守護者」として村を守るようになる。


 3. **山火事を食い止めるエピソード**

 - **危機**:村の近くで山火事が発生し、風に煽られて村に迫ってくる。

 - **るなの行動**:「みんなで焼き芋パーティーしよう!」と、村人を集めて山火事の前で芋を焼く。

 - **結果**:なぜか火が急に鎮まり、村人たちは「焼き芋の神の怒りが静まった」と感謝する。


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 ## **3. 「カオススキル」のゲーム内効果と演出**

「カオススキル」は、**意図せず正解にたどり着くランダムな効果**が特徴です。プレイヤーやNPCが一生懸命戦略を練る一方で、るなの行動が**偶然的な成功**を収める構造が、**ユーモアと爽快感**を生み出します。


 - **ゲーム内の説明**:

「このスキルは、プレイヤーの行動を拡張し、予測不能な影響をもたらす。失敗にも見える行動が、後に大きな成功を呼ぶことがある。」

 → システムメッセージが曖昧なので、**意図的に使いこなすのが難しい**。この曖昧さが、るなの天然プレイを引き立てます。


 - **スキル発動例と演出**:

 - 行動:「花壇をきれいにしよう」と、敵軍の進軍路に花を植える。

 - 結果:敵軍は「この道を通るのは神に背く」と言って撤退。領地が守られる。

 - 演出:NPCの感謝シーンで、「布武の天使」と称えられるが、るなは「これでお花いっぱいで嬉しいな~♪」と満足。


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 ## **4. 物語のクライマックスと成長のテーマ**

 るなが「カオススキル」で天災を解決するたび、NPCや他プレイヤーは「この人は**救世主だ!**」と崇めるようになります。しかし、るなは最後まで「ただ楽しく農民生活をしたい」というスタンスを崩しません。


 ### **クライマックス案:「争わない天下布武」**

 - 他のプレイヤーたちは、軍事力を用いた「天下統一」を目指しますが、るなの影響を受けたNPCたちは、「この世界の平和は農業にある」と悟ります。

 - 最終的に、**争いを捨てた平和な世界**が広がり、ゲームの勝利条件すら「全員が満足する生活を実現する」ものに書き換えられます。


 **シーン例:**

 - 他プレイヤーが「俺たちは武力で天下を目指す!」と挑んできたところに、るながニコニコしながら「畑手伝ってくれるの?ありがと~♪」と言って迎え入れる。

 - その結果、全勢力が農作業に没頭する展開となり、誰も天下取りに興味を持たなくなる。


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 ## **5. カクヨムでの受け狙いと注意点**

 1. **「無自覚な救世主」の成長に焦点を当てる**

 - 読者は、天然キャラが「世界を変える力を持つことに気づく」過程が好きです。しかし、るなはあくまで「農民プレイを楽しむ」スタンスを貫くことで、**成長と変わらなさの両方**を描けます。

 - **提案**:終盤で「私はただみんなと楽しく過ごしたいだけなのに」とるなが涙ながらに言い、その言葉が全プレイヤーにとって新しい「天下布武」の道標になる展開。


 2. **スローライフ要素とゲーム攻略のバランス**

 - **農業や日常の描写**を充実させ、読者に癒しを提供する一方で、ゲームシステムをしっかり活用した戦略要素も絡めましょう。

 - **提案**:農作業の過程で、意図せず**経済力が圧倒的に強化され、戦争を不要にする**展開を取り入れる。


 3. **サブキャラクターの活用で笑いを誘う**

 - 天城美月や榊弥三郎などの**常識的なキャラ**が、るなのカオス行動に振り回されつつも、最終的には「この子が世界を変える」と信じてしまう構造が人気を引きます。


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 ## **6. 結論:カオスが導く「優しい天下布武」**

 この方向性では、「戦国の殺伐さ」を天然なスローライフプレイで上書きし、**カオスが平和をもたらす物語**を展開します。るなが天災や危機を無意識に解決する姿は、**笑いと感動を両立**させ、カクヨム読者の心を掴むでしょう。


 - **受け狙いのポイント**:


 ギャグだけでなく、天然な行動がゲーム世界のあり方を根本から変えてしまう成長ストーリーとして描く。

 - **提案するエンディング**:争わない「天下布武」を達成し、るなは満足げに「これでやっとスローライフができる」と微笑む——それが誰もが目指したかった「平和な世界」だった。


 このような構成なら、笑いと意外性、そして感動を兼ね備えた作品として、多くのカクヨム読者の支持を集められるでしょう。


 <ここまで>


 あまりにもほかのテンプレ作品と違うので、まだ少しイメージしづらいですが、これを練るためにアイデアの糸口を入力していくことで発想を展開してくれます。

 これも何度も繰り返すうちに自分の納得のいく、そして『自分の経験値で書けそうな』ストーリー展開やキャラクターが思い浮かんでいくと思います。


 このテイストですと私の経験値が生かせないので、もう少し変化させます。


 追記

 「もう少し」と書きましたが、どんどん変わってしまい。。。

 もうこの進行状況ですと、誰も見なくなるでしょう( ;∀;)

 毎日3話くらい更新して、10話くらいから途中を大幅に省略します。

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