第142話
「さすがうちの"
え?
「"bad jorker"??」
「うん、三潴サンに異名付けたらうちのチーム名になっちゃってさ~!!」
お前か!!!変な名前付けたのは!!
それよりも里桜は?!
「ね、ねえ・・・・里桜は、もう帰ったのかな・・・・」
「・・・んー・・・?帰ったんじゃない~?」
「・・・1人で帰ったのかな。。」
あまりにも気になりすぎてつい里桜のことを聞いてしまった。
ちょっと意味深そうな「ほ~ん」という声が聞こえて、四竃が不意に私を見た。
でも私はその顔が見れず直ぐにそっぽを向く。
「ちゃんと一氏サンに会ったら言うべきこと言うんすよ??」
「・・・言うべきこと??
・・・うん、ちゃんと謝る。。」
ポリポリと肌を掻くような音と「まあいいや」という適当な四竃の声を最後に、その日は目を閉じた。
目を閉じると自分の小さな手に温もりを感じ、
四竃が私の手を握ってくれたことに安心しきって私は眠った。
里桜に言わなきゃ・・・。
嘘ついたこと、凌久を庇ったこと、
ちゃんと謝らないと。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます