第35話
たかが"合コン"一つ隠すだけでこの行動力。
いつまでも隠し通せないの分かってる癖に。
大体そんなこと私に気遣う必要なくない??
女として見られてないのに
女だからって
でもそう思いながらも今まで何も言えなかった私。
だってかなり恰好悪い。
私は皆よりも年上だしこの地区一帯の総長。
そんなことを気にしてるなんて知れたら絶対に呆られる。
子供になったのを利用して言えなかったことを言うのは狡いことだろうか?
否、そんなことすら気にしないのが総長だ。
「ついでに夕飯の買い物してこーぜ。
何すっかなー。」
スーパーで里桜ママに手を引かれ野菜コーナーを見渡した。
いつもは綺麗に陳列された商品を品定めして手に取っていたのに、今は背伸びしてもよく見えない。
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