気になる治安
海外に行くとき、気になるのは治安だ。
台湾は治安が良いというイメージがある。私の体感だが、周囲が同じアジア系であることは非常に安心感がある。店が空いているくらいの遅い時間に一人で出歩いても怖い思いをしたことはない。お釣りを騙されたということもない。台湾人は基本親切だし、この安心感から行きやすい海外と言える。
一般的によく言われるのは夜市などの混雑する場所にはスリがいること。これはどの国でも、日本でも気をつけた方が良い。台湾ではないが、トルコに行ったとき、ツアー客のおじさんが網状のポケットに紙幣を入れていたのをすれ違いざまにスられたところを見た。海外慣れしたガイドが捕まえて返してもらえたが、スリの鮮やかさには驚かされた。
ネットでホテルを予約するとき、駅近くで安いホテルがあった。ケチってそこにしたわけだが、現地に行くと雑居ビルの上の階というなかなかの場末感があり、失敗したと思った。
夜に街ブラしていると、通りにホットパンツの女性が立っている。台湾の女性は露出が高いなあと思っていたら、同じ通りに警察官が立っていた。ダンボールに浮浪者は寝ているし、アジアの街並みってこんなもんかと思っていた。
帰国して動画サイトを見て知ったが、台北で治安の良くない場所としてまさに私が泊まったホテルの周辺が紹介されており、夜一人で出歩くなと書いてあった。露出高い女性は後から考えたら思えばそういうお仕事だったのだ。
台北駅周平も治安が悪いと書かれていたが、確かに納得。浮浪者だか旅行者だかが大勢路上で寝ている。飛びかかってくるわけではないが、やはりちょっと怖い。
基本、夜も出歩けるし人は親切で治安は良い。しかし、治安が良くないとされる場所もあるのは確かなので、行く前に情報は確認しておく方が良い。知らずにその危険エリアとされる周辺を夜一人でぶらぶらしていたが、何もなかった。でも運が良かっただけかもしれない。何か起きては取り返しがつかないので、警戒心は忘れないように心がけたい。
余談だが、一番怖かったのはロサンゼルスに行ったとき。人通りのない道に進んでしまい、雰囲気が怖くなり慌てて引き返した。
当時言われていたのは道一本間違うと危険ということ。真昼間で大通りに面しているのに全く人気のない場所、何も起きなかったがあれは心底怖かった。
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