交通の利便性(鉄道)

 都市部は地下鉄が発達しており、主要な観光地へのアクセスはしやすい。短距離であればSuicaやICOCAのような交通系ICカード(悠遊カード)で利用ができる。カードはコンビニで購入し、レジで現金チャージが可能。


 地下鉄は乗り降りの自動改札にカードをタッチする。ホームはとてもきれいで、落下防止柵ではなくガラス張りとなっており、日本より環境が良いと感じた。

 都市部であれば5分程度で電車がやってくるのでストレスがない。気をつけなければならないのは地下鉄車内では飲食禁止であること。罰金も用意されているので、うっかりペットボトルの飲み物を飲んだりしないように注意が必要。


 バスや鉄道も記載があるかもしれないので、車内で飲食可能かはよく確認した方が良い。


 鉄道は鈍行と新幹線がある。新幹線の路線はとてもシンプルで、台北から南端の高雄までアクセスできる。外国人向けのフリーパスもあるので、「台湾高鉄」で検索して調べてみるとお得な切符が見つかるやも。


 今回、3日間の乗り放題パスを利用した。ネット申込をして発行されたQRコードを鉄道の窓口で見せたらチケットと引き換えてもらえる。

 チケットはパスポートと一緒に改札で係員に確認してもらい通過となるため、自動改札は利用できない。

 指定席を取ることもできるが、事務処理に少し時間がかかるので余裕を持って窓口に並ぶ方が良い。


 新幹線に乗って驚くが、綺麗で快適。日本の車輛とそっくりで車内販売まである。

 新幹線に乗るなら定番の駅弁を食べて旅情に浸るのはいかがだろうか。駅構内やコンビニでは駅弁を販売しており、リーズナブルでボリューミー、とてもおいしいのでびっくりした。


 鈍行列車は外観がどこか懐かしい。日本の国鉄時代(私はリアルタイムではないぞ)の車輛を彷彿とさせるレトロ感がいい。

 九份に行くために鈍行を利用してみた。田舎や山の景色は風情があり、レトロな駅舎も味わいがあって好きだ。


 台湾でも日本と同じ感覚で列車を使うことができた。

 列車は行き先の終点や方面が書かれているのでどちら向きに走る列車なのか路線図を確認しておくことをオススメする。私は土地勘がないので、毎度どこ行きと書かれていても目的地がそちら方面なのかわからないので、逆走しないように路線図で確かめていた。

 駅員さんも基本親切なので尋ねたら教えてもらえる。

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