第1話 続柄は正しく登録してくれ
入社すると大抵、家族の情報の提出を会社に求められると思う。
これはまぁ、社会保障の面やら税金の面やら、災害時等の緊急連絡先などの面でも必要になるもので。
会社によっては「なんちゃら手当」というものを支給するにあたって、家族情報が必要なケースもある。
で。
「続柄」ですよ。
さすがにね、中途入社でそこそこ他社でキャリアを積んでいらした方は間違える事は無いのですけど、問題は新入社員!
大学卒業したての、ホヤホヤの新社会人さんたち!
まぁ……続柄間違い、多いのですわ。
自分と数年しか生まれ年が違わない『長女』とかね。
独身なはずなんだけど、『配偶者:実父』とか。
え?
えっ、えっ?
って、家族情報の申請データをチェックする我々、毎年惑わされる訳ですよ……ほんと。
「『長女』とは、ご自身のお子様を指しますが、お間違いないですか?」
「『配偶者』がいらっしゃる場合は、『配偶者』のご登録もお願いします」
なんてコメントをね、申請してきた人に送らなくちゃいけなくなる訳ですよ。
仕事が、増えるんですってばっ!!
とは言え、そんな人なんてほんの少ししかいないんでしょ?
って思ったそこのあなた。
甘いっす。
結構います。
びっくりします(笑)
J会社はね、入社試験かなり難しいはずなんですよ。
学力は、ものすごく高いはずなんです。
そんな、難しい試験を突破してきたんだからさぁ……
J会社の入社者の方たち。
お願いだから、こんな恥ずかしい間違い方しないでくださいな(・・;)
ほんと。
知らないだろうけど、毎年笑われてるんだからね、キミたち。
我々に(爆)
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