長編小説

？1人の小説家の話？

？第14巻？

？そこに1人の小説家がいた？、その小説家はいつも小説を書く、その人に性別はない、時には女になり時には男になった。ある人から見れば男であり、ある人から見れば女であった。小説家は満足いく小説を書いたことがない、いつも後少しのところで何かに邪魔される、小説家はそれでも小説を書く。小説家は終わりのある物語が嫌いだった、小説家は終わりのない物語を求めていた、だから男は満たされなかった、どんな物語を書いても終わりが来てしまう、男は悩んだ、この世に永遠はないのかと、男は絶対に終わらない小説を作ろうと決めた、男はある小説に出会った、その小説にはそう終わりがなかった、初めて終わりのない小説に出会った、こんなことは初めてだ、小説家は人生で一番驚いたこの終わらない小説を、男はそして寝た。女は終わりのある小説を求めた、いつも最高の物語を求めた、女は小説を書いた、だがどうしても納得のいく作品が作れない、女は満たされなかった、どんな終わり方をしても女は満たされなかった。女はそれでも小説を書く、そして女は最高の小説に出会った、その小説は、、、、、、、。そして女は寝た。そこに1人の小説家がいた、その小説家はいつもよくわからない小説を書く、その小説家は時に終わりのある作品を書き、時に終わりのある作品をかいた、時につまらない作品を書き、時に最高の作品を作った。いやある人から見ればそれはつまらない作品になり、ある人から見れば最高の作品になるのかもしれない、ある人から見れば終わる作品を書いて、ある人からは終わらない作品を書いているのかもしれない。実は完結しているかもしれない作品を作り、実は完結していないかもしれない作品を作る。小説家は普通の作品に満足できなかった、男は色々な作品を見てきた、いやどんな作品も見ていないのかもしれない、だが男は色々な作品を見てきた。男はよく人生に絶望していた、それは小説がうまく行かないからなのか、小説が男をつまらない作品にしているからなのかもしれない、男は今日も小説を書く、タイトルは、、、、、女は色々な作品を見てきた、女はどんな作品も自分を満足させてくれた、いつからだろうこんな気分になったのは、だが女はある日を境にどんな作品も満足できる終わり方をしていた、いや終わっていたのか、、、、いやなんでもない、女は幸せだった、こんな幸せな時はない、女は今日も小説を書く、タイトルは、、、、、

俺は美しい死を望む、それは誰からも理解されず誰からも望まれない死を、俺は今日も小説を書く、もう時間が来たみたいだ、最近感想を書けなくてすまない、今日も彼女に作品を見せなければ、今日は少しいい作品ができた、彼女ならわかってくれるだろうか、いやすまない、なんでもない、今日もレストランに行こう。