第2話やり過ごすより、何回も乗り越えていける生き方を(本、自閉症の画家が世界に羽ばたくまで、へのラブコール)
やり過ごすより、何回も乗り越えていける生き方を(本、自閉症の画家が世界に羽ばたくまで、へのラブコール)
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☆『みんなに好かれる子に育てなきゃいかんの。(引用)』と言う言葉。
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この本は、タイトル通り。
要点をかいつまんでしまえば、
自閉症のお子さんと、母親、父親、
そして理解して、そばにいる方々が、
お子さんを中心に、
関わることで、お子さんは結果的に画家になられたと言う話。
でも、あえてかいつまんだ概略かいたのは、
要約なんかでこの本の良さや中身は、カケラもネタバレにならない、と思います。
さて。
私がこの本をチラ見して買おうとしたのは
タイトルにさせて頂いた、
母の、石村有希子さんの、言葉。
長いけれど、削ると印象が変わるのでその部分、引用させて頂くと。
........ ........ ........ ........ ........ ........ ........ ........
——パニックばかりのヨシくんは、まわりに助けられんと生きていくことができんのよ。
だから、みんなに好かれる子に育てなきゃいかんの。ひとりでなにもできなくても、みんなに好かれる子なら手をさしのべてもらえる。私らはそういうふうにあの子を育てていかんといかんのよ。
........ ........ ........ ........ ........ ........ ........ ........
何が、響いたかというと。
私たち、あなたも、そしてこれを書く私も、
究極、1人で生きていけないから、
こそ。
人に好かれ、手をさしのべてもらえるような人間、でいることが、必要なんじゃない?と。
自分、身内、他人、と自分との距離が遠い人や物事ほど、
適当に、粗雑にして、最悪何か起きても
自分大丈夫安全とか、
何年か先には、なんとかなるとか根拠なく先延ばししたりしますが。
そう言う人ほど。
間に合わせばかりするからか、
予想外のトラブルや、他人からのクレームや
色々なことに悩まされているみたいだなあと、感じていて。
自分大丈夫を、追求すると。
他人も他人それぞれ大丈夫を優先する分
自分が、割りを食う、それ当たり前、で。
自己主張をし良いものを備蓄したら、
自分が仕事人よりできたくらい、
では、自分が動けない時生きて行けない。
老いや病や、あらゆる自分の、知らない事は、助けが要ります。
でも、
介護施設で働いていた時
何時もにこにこ、子に、はいはいと
可愛がられるおばあちゃんでいたいわ、とおっしゃる方がいて。
気持ちよく接してくださるお人ぶりに、
同僚と、いい方よね、あんな風に愛される人ならとよく言った事を思い出し。
よく、人は良い人で、と言うけれど。
私の、中で、良い人、とは。
好かれる、人、それは
マナーも、品もある、そして思わず手を貸したいひたむきさん。
そして、未来も、今も、人として私はそうありたい。
さて。
実際の所自閉症について、私自身はお持ちの方とのご縁が今のところ無いので
詳しくはわからない、けれど。
もし、子が、泣き止むからおもちゃを。
子が暴れてしまうから、外出は控える。
叱り方に接し方に、困る。
と、
そうしながら子育てを頑張っている方、にはもしかしたらおすすめ。
確かに子育てする、
ちゃんと向き合ってきた人と、人の成長は
誰にも、家庭でも仕事の場でも
通用する、共通のメッセージがある気がします。と、いいつつ私、子育てはした事ないですが。
(かつて弟妹の面倒は見ましたが(笑))
よければ、一度
私の大好きな言葉のある第一章の、
先生と、母のやり取りや、
療育の考え方や試行錯誤の過程を、
お読みになってみては、いかがですか?
そして。
書かれた石村和徳さん有希子さん夫妻の
優しさと強さに感謝を。
人生の参考にさせて頂きます。
さて、今回は本の感想と、紹介でした。
最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。
読書記録。本紹介したりして。 STORY TELLER 月巳(〜202 @Tsukimi8taiyou
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