第5話 後世世界 ②
杉田は考えていた。
なぜ、「腹痛」で転生簡単にできるのかと‥‥またもや転生した(瞬間移動(笑))
令和6年 東京
開発は佳境に来ていた。日本初の「核装備」することになる戦略潜水艦・・・(すでに弾道弾は装備済み)。もちろん、場所はあの工場であった。
三菱重工 神戸工場
ここでは、戦略潜水艦の造船が佳境に達していた。全長170m,全高25m,全幅14mという巨艦だ。
「進水までまもなくです。」
「この状況を本国は許さないはずだ。」 「えっっ」
これはまだオフレコであるがこの後前世に戻った時に「日本」と「アメリカ合衆国」という国の関係がどうなるのか‥‥それは、この原潜にも云えることだが‥‥
現世、(後世現世日本)は核兵器はおろか「戦略爆撃機」「ICBM」そして「原子力潜水艦」を作ろうとしていた。今回はすぐに昭和に戻ろことは無いようだ。
「それにしてもね きみ 杉田君と言ったね。時々 つぶやく癖はどうにかならないか?」
社長はなんでもお見通しのようだ。神戸工場の他に香川や長崎、呉、函館に工場を持ち潜水艦のみならず、様々な艦船を造船している。主には「軍事」目的の船が多い。ほかに海上保安庁の「すず型」や「めじろ型」「すずな型」の製造を請け負っておりその他の軍用艦は「軍工廠」が生産している。
開発・生産体制
三菱重工 ーーーーーー 「第一海軍工廠」親会社のような存在
三菱工場は 第一工場群 横須賀海軍工廠、神戸海軍工廠、呉海軍工廠、室蘭海
上記 軍工廠、岡山海軍工廠
「第二海軍工廠」親会社の子会社・下請け・部品供給
第二工場群 大阪海軍工廠、大湊海軍工廠、栄湊海軍工廠
「第三海軍工廠」子会社の孫請け会社
第三工場群(仮工場・予備修理)八重山海軍仮設工場、那覇海軍
仮設工場 (停泊・陸ドック) (停泊ドック)
開発スキーム
開発主体 海軍工廠本部 (三菱重工業株式会社共同会社)
火工部:火薬製造・充填を担当。呉廠に設置。
製鋼部・製鋼実験部:装甲板・砲弾・砲身の製造開発を担当。呉廠に設置。
電気部・電気実験部:呉廠に設置。
砲熕部・砲熕実験部:砲身・砲塔の製造開発を担当。呉廠に設置。
水雷部・魚雷実験部:魚雷・発射管の製造開発を担当。呉廠岩国研究所に設置。
機雷実験部:横廠に設置。
航空機部:佐廠に設置。
航空機実験部・発動機実験部:横廠に設置。
第一海軍工廠にて船体、砲塔、エンジン製造 組み立て
第二海軍工廠にてミサイル、砲、砲弾、機関砲、戦術システム、クレーン(タカン装置)製造開発組み立て
第三海軍工廠にて停泊修繕、陸ドックによる応急修理
以上が生産開発体制で全国で150万人の工員を雇っていて機械化していても細部は「ひと」が製造開発している。かなり機械化自動化は進んではいるが・・・
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