味方が使えない件について

にゃん

帰宅命令

「前線。破壊」


『了解。まだ、行けるか? あと、様子』


「10分前では、幹部10人、下が4人ぐらい目視。No.3と5は死亡確認」


『応援が来たら、戻り、休め』


「一つよろしいでしょうか?ボス」


『なんだ。No.2』


「今動ける人ではここの維持ではきついかと」


『大丈夫だ。前線を破壊すれば、しばらくは動けまい。

それに、内側で争っているらしい』


本当か?

戦った感想は、めっちゃチームプレイだなと思ったが。


『そして、明日の4時に裏かも同盟が来る。

その時に全力を尽くして守らないといけないからな』


まあ、どのみちボスの言うことは絶対だ。


『了解。応援が来しだい、戻る』


応援が来るまで、生存者確認するか。

と言っても、私が最前線だから、後ろに行きすぎるのも不可能。

目線をやるだけだが。


しばらくすれば、応援がきた。


「応援に来ました」


「ボスに聞いてる。ここが最前線よ。じゃあ」


「ご苦労様です」


敬礼する下っ端を無視して、アジトにもどる。


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味方が使えない件について にゃん @habataku

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