第3話

しゅうとSide


電話で、一人になりたいと言ったが、特に行きたい場所がなく困っていた

周りをチラチラを見て、目についた公園にいつの間にか向かっていた


園内に入ると、誰も居なかった。親や子供さえいない。

そうだよな。こんな微妙な時間なんか居ないもんな。

いつの間にか、14時を指していた。

ブランコに、座ると、また、合否をまた思い出して落ち込んだ。


いつに、なったら俺は変わるんだろうか。

いつまでも、憧れのままだし。


お金もろくに、払わないで住ませてもらってるし。親に恩返しも出来ない親不孝な息子でごめん


と頭の中で、考えていると、あっという間に夕方になっていた


バイトの時間が迫ってきている。遅刻は、しないようにしているから、一旦、家に帰ろうか。


荷物は、何もないからな。正直、めんどくさい気持ちがいっぱいだが。


俺は、公園を後にした。


もう、12月。少しずつ寒くなって厚着が必要になってきた。


新しい、冬服を買わなきゃ。同じ服しか持ってない。


と思っていた瞬間。


目の前に、車が飛び出してきていたのを気づかないで、自分の向かい側にあった服屋に向かうため

道路を渡ろうとしていた

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