第128話
下に降りてリビングに入るとおばさんとおじさんがいた。
茉菜ちゃんはいないみたい。
「昨日は、ごめんなさい」
テレビを見てるおばさんとおじさんに後ろから話しかけた。
「帰りも遅くなって…心配かけてごめんなさい」
頭を下げる。
「謝らなくていいわよ」
おばさんの声に思わず頭を上げた。
「心配なんてしてないから。別に何してもいいわよ迷惑だけはかけないでくれれば」
そう言うおばさんに眉を寄せる。
どうして、そんな言い方されなくちゃいけないの。
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