第127話

帰るとき、リカと話したこと。





───

─────




『俺はいつでもいいけどいつから住む?』



『おばさん達に話して、荷物もまとめたいから…』



『なら来週末は?』



『うん、その予定で準備するね…ねえリカ?』



『本当に、本気でいいの?』



やっぱりこんなに面倒見てくれるなんておかしい。


わたしは住むところに困っているし、リカといると安心するけど、リカはどうしてこんなに良くしてくれるんだろう。




『あぁ』



それだけしか言わないリカはいまいち何を思っているのか分からないけど、わたしは一緒に住むことを選んだ。




───

─────

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る