第6話 夕食

 図書室は確かに情報の宝庫で、その後もそこで時間を費やした。昴皇子本人の作品も多数あったが、むしろ興味深かったのは彼が受けた取材記事だ。なんとほとんど存在しないのである。通常、売れっ子作家の場合は、特に若手であればあるほど積極的にメディアに顔を出すものだ。書籍を売りたい出版社からの要請もあるし、呼ばれれば出るべきなのである。ところがその登場回数は長谷川真治なみに少ない。後者の場合は取材が無いのが主な理由だが、昴ほどの有名人ならば、もっとあって然るべきである。それがここまで無いとなると逆に奇異に映る。恐らくインタビューを断っているものと思われる。さらにそれは面倒くさいとかそういった理由でもない気がする。

 そんな中でも最初の受賞時の取材記録は残っていた。そこに気になる項目があった。

『僕は書くのが遅い方なんですよ。文章を選ぶのに時間がかかるというか、最適な語彙を見つける努力を惜しみたくないんです』

 どの口でこんなことを言っているのか、今やスピードスターとでもいえるような書きっぷりの作者の弁とはとても思えない。まあ、あれだけの量を書くようになると、徐々に早くなったのかもしれないが、ちょっと信じがたい言葉である。


 昨夜は夕食に遅れたので今日は早めに向かう。18時10分前にレストランに入ると、もう数名が席についていた。

 座席位置は昨晩と同じで、長テーブルに3名ずつが対になっている。入口で与那が出迎える。

「昴様、お席はご自由にお選びください。昨晩と同様に座席ごとに料理が異なります」

 そう言われても何となく昨晩と同じ席に付いてしまう。これは人間の性(さが)だろうか。

 昨晩と異なるのは主人の席が空席となっていることだ。あれほど威厳のあった百瀬氏がいなくなると、なんとなくレストラン自体が小さくなったような気がする。

 前席には実業家の松井が座っていた。資料によると松井はキャラクター事業で財を成した人だ。それなりに社会経験も豊富で昨晩はワインの銘柄を当ててみたり、料理にも造詣が深そうである。その松井が俺に話しかける。

「昴君、どうかね。犯人は見えてきたかい?」

「いえ、まだまだです」

「あれほどのミステリーを書いているんだから、何か分かるんじゃないのか?」

「書くのと現実は違うというか、まだ情報が足りない気がします」

「そうかい、じゃあ君は部屋の絵画をどう思う?」

 いきなり部屋にある絵画についての質問か。

「宗教画ですよね」

「そうだ」

「中山健司画伯に依頼して描いてもらったようです」

「それは聞いてるよ。そうじゃなくてあの絵の意味だよ。ダイイングメッセージにもあっただろ」

 『え』というメッセージか、松井はそれに気づいたということか。その言葉に参加者全員の注意が向いた事が分かる。

「意味があるんですか?」

 松井は不敵に笑い。「そうか、まだその段階か」と気になることを言う。するとこの人は意味まで分かったということなのだろうか。

「じゃあ、ダイイングメッセージについては何もわかっていないんだな」

 さらにぎょっとする。ひょっとするとあの数字の意味もわかったというのだろうか。

「何もわかっていません」

「そうなんだ」と再び笑う。ひょっとして鎌をかけているのだろうか。

 レストランに中村が顔を出す。その後ろには留津に連れられたヘブンもやってくる。さすがにヘブンの遅刻癖に気が付いたのか、山荘側も抜かりがない。

 中村は昨日と同様に俺の右隣に座り、「さて、今晩はどんなディナーが出て来るかな」などとのんきに言っている。

 俺は小声で話しかける。「松井さんは絵の謎についてわかったみたいですよ」

「客間の絵についてか?」

「そうです」

「ふーん」中村はあまり驚かない。これは単に虚勢を張っているのだろうか。

「それとダイイングメッセージについても、何か掴んだみたいです」

「そうか、なかなかやるな」そう言いながらもそれほど驚いていない。

 全員揃ったことを確認し、与那がテーブルの前に来て話を始める。

「それでは2日目の晩餐を催させていただきます。参加の皆様がどなたも欠けることなく出席していただき、大変喜ばしく思います。存分に料理をご堪能ください」

 従業員の江刺宗と留津と与那が招待客を回り、昨晩と同様にワイングラスにワインが注がれていく。ヘブンはやはりミネラルウォータである。

 乾杯が無いので、早速ワインに口をつける。ただ味が良くわからない。はたして昨晩と同じものなのか、それともまた違う銘柄なのか、それとなく松井を見る。

「ほーこれは何だろうな」松井が不思議そうな顔をする。となると昨晩とは違うワインなのだろうか。「与那さん、これはどこのワインなのかな?」

「はい、これはこの近くのワイン工房で作っているものになります」

「なるほど、国産の赤ワインか、これもなかなかいけるね」

 そうなのか、昨日のワインと違うということにも気が付かなかった。

「うちのワインは白だな」中村はワインを見て言う。

 それぐらいは見ればわかる。「じゃあ魚料理ですかね」

「ふーん、やっぱり料理は最初から決まってるんだな」

「そうですね。昨日の話ですと座席によって、あらかじめ料理を決めてるはずです」

「当たり外れがでるわけか」

 はたして外れがあるのだろうか。そして料理が運ばれてくる。前菜は全員同じようだったが、スープ辺りからメニューが異なってくる。中村とはスープの種類が違うのがわかる。

 そしてメインディッシュが運ばれてくる。

 目の前に置かれたのは、鶏料理のようだ。照り焼き風で香ばしい匂いがする。松井が俺の料理を見て言う。

「屋別氏の料理はフレンチに収まらないね。昴さんのメインディッシュはどちらかというとイタリアンに近い」

「そうなんですか?」料理を見ただけで種類もわかるのか、さすがは一流実業家だ。さぞいいものを食いなれてるということか。

「うん、いわゆる創作料理の類だと思う。出てくる料理が常に一工夫されている。ここまでの料理は、都内有名店でもあまり食べられないよ」

 確かに生まれてこの方、食べてきた中で最も美味しい気はする。ただ、俺の場合、基本質素な料理しか食べてきていないので、その程度がよくわからない。ファストフードやファミリーレストランの料理が高級な部類になる。それよりはうまいのはわかる。すべて貧乏が悪いのだ。

 中村には魚料理が出てきた。白身魚を蒸したようで実に美味しそうだ。

「中村さんは白身魚ですか」

 返事もしないで中村は早速食べている。「淡白でいてまったりとした舌ざわり、これは絶品だ」などと料理番組のレポータのようなセリフを吐いている。

 そして松井のところにもメインディッシュが配膳される。それは肉料理なのだが、見た感じ脂身が多い。いやむしろ脂身料理といった感じだ。真っ白な脂身のかたまりが焼かれたようで、豚の角煮に似ていてどこか中華風でもある。

「これは面白い。牛脂なのかな」

 相当に熱いようで白い皿に乗って湯気がたっている。

 松井は待ちきれないのか、ナイフを使って肉料理を刻んでいく。脂身からジューシーな肉汁があふれてくる。そしてそれを口に含む。

「うん、これはうまい」

 松井は幸せそうに肉をどんどん口に運ぶ。確かに俺の鶏料理よりも旨そうに見える。こうなると外れもあるのか、席順も松井の運がいいということだ。大体、世の中そういう風に出来ているものだ。

 俺はふと隣の中村を見る。何故か彼女が怪訝そうな顔をしているではないか。外れを気にしているのだろうか。

「何ですか?」

 中村の視線を追うとじっと松井を見ている。

 そしてうめき声が聞こえる。なんとその松井がのどをかきむしって苦しがっているではないか。

 与那が駆け寄る。「松井様、大丈夫ですか?」

 ついに松井は椅子から転げ落ちると、床をのたうち回る。さらに白目をむいたかと思うと、数回痙攣した後、そのままピクリとも動かなくなる。

「松井様!」与那の悲鳴のような呼びかけにも答えることは無い。

「近寄らないほうがいい」横井が与那に言う。「おそらく何かの毒を盛られた。青酸性の毒だと胃からガスが出ているかもしれないから」

 与那が驚いて松井から離れる。

 皿には脂身が残っている。これに毒が仕込まれたのだろうか。物理学者の横井ならではの判断だろう。彼は松井に近寄り、脈を診たり瞳孔を確認している。

「やはり甘い香りがする。シアン化カリウム、青酸カリの類だよ。残念ながら亡くなっている」

 与那が江刺宗に吉屋を呼ぶように指示する。

 初めて毒殺された死体を見るが、映画で見るような大量の血を吐くものでもない。青酸カリとはそういったものなのだろうか。横井が続ける。

「シアン化カリウムは胃の中で胃酸と反応し、ガスを出すんだよ。それが原因で死に至る。通常は無味無臭だから食べても気が付かない」そして皿に乗った牛脂を見つめながら話す。「この脂身の中に仕込まれていたんだろうな」

 そして吉屋が到着する。

 松井の呼吸や脈を確認する。そして首を振って答える。

「残念ですが亡くなってます。おそらくシアン化カリウムでしょう」そして与那に向かって言う。「屋別さんを呼んでください」

 屋別が血相を変えて走って来る。

 吉屋が話す。「この料理を食べて亡くなったようだ」

 屋別は横たわっている松井を見て、次にさらに残った肉料理を見る。

「こいつに何か入っていたということですか?」

「何か心当たりはないか?」

「いえ、材料は先週仕入れたものです。それ以降は冷凍庫に保管してましたよ。今朝から自然解凍させて先ほど調理しました」

「誰かが毒を混ぜることはできたのかな?」

「厨房にはいつも人がいるわけではないですからね。可能かといわれればそうなります。特にお客さんが大勢来てからは、ごった返してましたからね」

「誰にも気づかずに、毒を入れることはできるということか」

 屋別が首を振りながら、「そうなります」

 横井が質問する。「この料理の調理方法は?」

「フライパンで加熱が基本です」

「味見はしなかったんですか?」

「してませんね。この料理は昔から定番でやってるやつなんで、その必要はないんです」

 与那がフォローする。「これは百瀬も気に入っていた料理のひとつです。昔からよく食していました」

 中村が質問する。「この料理を出すことを知っていた人間は?」

「今日、厨房にいた連中はみんな知ってるよ。ああ、そういう意味ならここの従業員全員だな」

「つまり、メニューはあらかじめ決まっていたということですね」

「そう、今回の祭典で出す料理はすべて決まっている」

 それを受けて与那が話をする。

「私から補足します。祭典で出す料理は5日分すべて最初から決めてあるんです。皆様に選択していただいた席に対して、決められた料理を出すようになっていました。これは百瀬からの指示になります」

 俺が質問する。「じゃあ、席番号と料理は最初から決まっていたんですね」

「そうです。この席に座られた方が召し上がるようになっていました」

 これはどういうことだろう、松井の席に俺が座ったとしても同じ運命になったということなのか。中村が質問する。

「調理中はどうでしたか、誰かがこの料理に毒を盛るような瞬間はあったでしょうか?」

「さっきも言ったが、あったかもしれない。とにかくこれだけの料理をこの人数で出す必要がある。調理場は戦場だよ。周囲にまで気を配ることは無理だ」

 この場には調理に携わった従業員もいて頷いている。俺は疑問点を質問する。

「座席ごとに料理を決めたということですが、具体的にはどうやっていたのですか?」

「席順だよ。上座から窓側を基準に順番に番号を振っていた」

「では、ここは3番でよろしいですか?」松井の席を指さす。

「そう」 

 中村が牛脂料理の載った皿を持ち上げてその裏を見る。

 俺もそれを見た。そこには真ん中に3という数字が書いてある。

「これは確認用ですね」

「ああ、全部の皿に数字が書いてある」

 食べ終わった自分の皿の裏側を見る。そこには4という数字があった。なるほど交互に上座から番号が振られているわけか。

 横井が質問する。

「今、話したメニューと番号については、リストみたいなものはあるのかな」

「ありますよ。厨房に表が置いてある」

「祭典参加者もそれがわかるということだね」

「見れば子供でもわかるだろうね」

 つまりはシェパードもわかるということだ。

 ここで梅沢が与那に食いつく。

「与那さん、これじゃあ俺たち安心して飯も食えないじゃないか。これからどうするんだ?」

 与那が考えこむ。確かに一理ある。今回の祭典は生き残りゲームの様相を呈しているともいえる。それに今回亡くなった松井は謎に迫った感があった。となると殺されたということかもしれないのだ。

 与那がおもむろに言葉を発する。

「それではまずは皆様の所持品の確認をさせて頂きます。疑うわけではありませんが、確認の意味で持ち物検査をおこなわせていただきます」

 参加者は憮然とした表情だが、断ることもできない状況だ。青酸カリを所持しているかのチェックなのだろう。特にヘブンは嫌そうな顔を露骨に見せている。ヘブンが話す。

「プライバシーは守られるんでしょうね」

「確認は私ひとりが行います。結果については、事件に該当する事柄のみ皆様に報告するようにします。それと従業員の所持品については、各部屋を全員で検査することにいたしましょう。また、百瀬の主旨とは異なってきましたが、今後の食事については番号制はやめることにします。すべて同じ料理といたします。さらに私の方で毒見も行います。現状はそういった対応が限界と考えます。皆様それでよろしいでしょうか?」

 まさに与那の命懸けの提案というべきか。参加者一同を見渡すも誰も異存はないようだ。

 梅沢が答える。「まあ、そんなところかな」

「屋別さんそういうことなので、これから料理はすべて同じとしてください」

「わかりました」


 それから従業員は昨日と同様に現場の保全をおこなう。死体をそのままにはできない。松井の遺体は百瀬氏と同じく地下室に移動される。松井が食べた食材は吉屋が検査するとのこと。また、松井の食器類はそのままの状態で保管される。

 それと並行して与那は客室を回り、祭典参加者全員の所持品を確認していく。毒物以外で法に触れるようなものもあったのかもしれないが、それについては不問にするような処置をした模様だ。

 そしてそれが終了後、従業員の各部屋の検査をこれは祭典参加者全員でおこなった。3階の従業員の部屋からも何も出てこなかった。  

 結局、どこからも何も出てはこなかった。これは想像通りということだろう。犯人側もそういったことは想定済ということか。


 山荘内捜索が終了し、祭典参加者は部屋に戻る。時刻はすでに夜中の1時を過ぎていた。

 部屋に戻って風呂を済ませて寝床に入る。やわらかいベッドの中で考えをめぐらす。

 最初の殺人は密室殺人で今回は不特定殺人となる。

 ミステリーとしては定番中の定番と言わざるを得ない。一般的に後者の殺人は、その動機が謎解きと絡むことが多いのだが、今回はどうなのだろう。

 松井は食事の時の話から、事件の真相に迫りつつあったことがわかっている。あれはフェイクだったのかもしれないが、参加者の中には焦った人間も多かっただろう。そう考えると松井を狙った殺人ということも考えられる。ただ、どうやってそれを実行したのかということだ。松井が3番の席に付いてからだとすると、いかに厨房があわただしかったといえ、忍び込んで牛脂に青酸カリを仕込むことは不可能と思われる。いや、本当にそうなのか、何か想像を覆すトリックがあるのか。

 シェパードは3番以外に座ればいいわけだから、それほど大変なことでもない。とにかく祭典参加者が減ればいいのだ。そう考えるとこれは簡単な犯行となる。

 寝床に着いたまま、あれこれ考えるも考えは一向にまとまらない。今日は疲れた。初日からこういう緊張状態が続いており、精神が休まらない。よって頭も働かない。いや頭が働かないのは今に限った話でもないのか。とにかく今は睡眠が必要だ。睡眠で気付くこともあるかもしれない。そうだ。また、明日だ。何も考えないで睡魔に任せることにしよう。

 しばらく布団の中で睡魔を待つ。ところが一向に現れない。段々と絵画の謎が気になりだす。ダイイングメッセージの『え』である。絵であれば各部屋に置いてある洋画のことなのだろう。それに何か謎があるのだろうか。松井はそれがわかったような話もしていた。

 そしてあることが気にかかる。レストランの席順に番号が振ってあり、かつその皿の裏にも番号があった。そして百瀬氏のダイイングメッセージである。数字の4とあった。今回は数字がやたらと出てくるのだ。そこから考えると、絵画にも番号があるのではないか。もしくは裏側に何かヒントのようなものがあるのかもしれない。

 そう思うとそれを確かめずにはいられなくなる。しばらく悶々とする。そしてついに起き上がって部屋の電灯を点ける。

 ベッドに座ってそのルネサンス風の宗教画を見る。壁に飾ってある絵の大きさは50号ぐらいだろうか、幅が1mぐらいで高さは70㎝ほどだ。絵画は号数で値段が決まると聞いたことがある。中山画伯は有名な画家だから号辺り5万円は下らないだろう。ざっと1枚250万円だ。

 絵画はローブを着てあごひげを生やした爺さんが、みんなに向かって説教している。そしてその爺さんに傾いでいる人間たちがいる。さらにその周囲には人々が集まって何やら品物を持っている。そういった絵である。爺さんはキリストではない。いったい誰なのだろう。宗教画なのだから、だれかなのだろう。

 絵は壁に掛かっているのだが、はたして動かせるのだろうか。起き上がってその絵画の下側を掴んでみると確かに動く。

 なるほど、絵自体は上側に引っ掛けがあり、下側はフリーのようだ。下を持って手前に動かすと、上側が固定されているのがわかる。

 俺は下から覗き込むように見ると、絵の裏側上部両側に金具がついており、それが壁にあるヒンジにかかっている。つまりは上に動かすと外れるはずだ。

 試しに動かすと案の定、ヒンジから絵が外れる。実に簡単に外れた。そして裏側を見てみる。

 額の裏板にはマジックのようなもので、9という数字が黒々とある。ただそこには数字だけでそれ以外のメッセージなどは無かった。少しがっかりする。この部屋は9号室だから絵も9なのか。

 なるほど松井が言うように、この数字と絵の関係がわかれば謎解きになるのかもしれない。果たして9には何か意味があるのか、そして絵との関連性もあるのだろうか。

 壁を見ると額は上側に金属の渡しが付いていて、両サイドに穴が開いている。壁にはそれに合わせてヒンジが付いており。そこに引っ掛けるようになっている。絵を元に戻す。

 さて、これで落ち着いた。あとは寝るだけだ。とにかく明日、もう一度謎解きを行うことにしよう。

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