傀儡政治に潜む陰の帝王

真の血統を引き継ぐ幕末の陰

第十五代征夷大将軍 徳川慶喜


其御仁こそ東の純血統

古代日本の正統後継者


前話を参考にさせて頂く。

徳川将軍家と婚姻に深く関わる島津氏と皇女、そして徳川慶喜公の御身か日本古来の純血統継承を案じてか、江戸城は無血開城を果たす。

万一、欧米列強と混血になっては事だ。

無事開国済ませ、相手の要求を飲む他はない。

国の最古の血族を決して絶やさぬよう、慎重に且つ迅速な対応が進められた筈である。


長年気になっていたが、私自身の祖先のお蔭で此のような憶測と推察に至った。

八百年以上続く古い武家であり源氏方の家臣を勤め将軍家と三浦半島に所在を置く鎌倉武士。その後は松平家に下り、江戸初期に第三代将軍徳川家光の異母弟である保科正之公へ御仕えしたとされる我が祖先。


元を辿れば東方の血を受け継ぐ為そうする他無かったのかも知れないが、平安以前の源氏はどの様に分布していたのか起点を辿りたい所存。


東の血族と西の血統を奉り、安寧の国とされた日本国家の未来を堅実に考えていく時代の到来である。

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