倭の奴国王と女王信仰

日本の秘密はまだまだある。


神漏岐かむろき(日本の男性神)

神漏美かむろみ(日本の女性神)


其々の総称だが、文字を打つのに苦労した。

何故なら神漏美は一発変換なのに対し神漏岐はいくら打っても変換されない。それどころか類似変換すら出てこないのだ。

如何に日本が女王信仰の歴史に忠実で、最高神もとい太陽神を女神にしたがるのか良く解る。


元来、女王政権への固執は日本特有であった。

倭の奴国王の継承者達も大陸交流そこそこに、女王政権へ下るか選択を余儀無くされたのだ。


加えて赤、紅は姫巫女の色。

赤を国の象徴とし、日の丸を始め縁起物の殆どを赤く染める日本独自の文化。

赤は大和国家の力。

其にも拘わらず天照大神(女性、姫君)の衣装は必ず赤を入れる。女王政権の確固たる由縁が其処にあり、太陽が赤く燃え盛るのは女神である天照大神の子孫繁栄を象徴する。

日の丸から射し込む赤い後光は、女王の誇り。


古事記伝にも日本神話にも明記されない初女王


婚姻の証がなく処女王として君臨する最高神話


姫巫女の国。

其が日本の真の歴史であり本来あるべき国家。

政治と国内を男が護り女王政権によって安泰を得た古代日本は、と罵られようがと蔑視されようが全て国家繁栄のためと意志を固め、受け継ぐ血統を護り抜いた。

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