第5話
この広い公園を散歩していたら、お腹が空いてきた感じ。さっき買ったパン食べようか?どうしよう?本当は、全部彼にあげたいけど、ひとつだけ食べたいな…よし、自販機で飲み物を買おうかしらね。ん?自販機なんて、いつぶりだろうか…そう思った途端、胸が痛くなった。そうね、彼と自販機でホットココアを買ったのよ、半分で良いからと二人で一缶買ったのよ。それ以来、私は自販機に用事は無かったからね。そう、ココアね、あまりホットでもなくて笑ったの、だけど美味しくて、一口飲んで言ったの「甘過ぎるから、もう、いらない」と…その嘘に気がつかないで彼は、飲んだのよ「うまい」と言いながら……
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