第4話

あれ、お昼は、何食べようか?まだ決めていない。決めなくてもね、あっ食べたいと思うものが出てくれたら素敵なのにね、空を見上げる…あぁ眩しい…って感じる瞬間、私は生きていると実感できる。たったそれだけで嬉しいの。

パンの袋が、私の体に触れながら、ゆらゆらカサカサ、心地よい動きを繰り返す。

はい、やっぱり公園に到着ね。噴水公園は、その名前通り噴水があるの。

あぁ、やっぱりねぇ噴水の弾ける水たちが太陽と遊んでいるみたいね。自由ね、綺麗。自由に飛び出す水に太陽の色が交ざるの、自由は美しいのね。雀が水浴びをしているの。笑い声が、いっぱい聞こえるわ。

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