第2話 青春は、30代な訳ではないのかしら?

「名前ばっかね。今日も荒地の私達の里でしょうか。」


母は、私がヒイヒイと居間で夕食を食べながら、弟がステテコ姿に嫌な目つきをしながら、くだらなさそうに告げた。


この街では、食料や店が立ち並ぶ程都会に満ちて来ている。私達は、それぞれに違う道を歩みながら、永らく一緒に暮らし始めて居た。


弟は、仕事で親友を見つけるように成ったらしく、仕事場に勤しみ、何事も楽しみは、仲間と働く事。


親と夕食を取る事は、楽しいらしく、ビールを飲む表情から分かる。


母は、最近、都会で売れっ子の歌い手のファンに成り、ライブまで行って、グッズを買う程タレントを応援する美魔女だ。

私達の運が良くなる道を掛けて、失楽園から再復活したいそうだ。


親父は、ダメな私を占って、通信講座タレントに成りたいらしい。老後は、地元で、仲間たちを作り、農民に成る準備をして、私から貰った農業本を読み荒らし、憧れの老婆の様に努力している。優しいo型だ。

ツンデレ爺たちに振り回されてそうだ。


私?

ツンデレの勉強動画を観て居たばかりにより、忍耐が下がって、出来る事はただ一つ。

掃除してお小遣いを貰うこと。


ツンデレの動画を観れば、可愛さに目醒めて、ツンデレ期の方が怖くなくなるらしい、と、つけ込まれてしまった…。








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