貧困層と富裕層の差があまりに激しい場合は、敢えて犯罪組織を野放しにしておいた方がいい事もある。
何故なら一度裏社会の頂点にまで上り詰めた犯罪組織は、自分たちのシノギを守る為に他の犯罪組織が大きくなる前に潰してくれるかも知れないから。
無限に湧いて出る様な奴らを相手にしていたらキリがないので、裏社会は裏社会で勝手にやっとけと。見逃すかわりに表社会に出て来るんじゃねぇという線引きをして、一線超えたら潰す。という暗黙の了解。
今回第3王女を誘拐したのはその一線を遥かに飛び越えたから。
大人しくしていれば壊滅の憂き目に遭うことも無かったわけだ。

更新ありがとうございます😊

バサバサッ！

フー助「ホー！」（お届け物です！　あっ、サインは要らんよって！　ホナ、サイナラ！）

バサバサバサッ！

ギル「フクロウの使い魔の宅配便…。一体ナニを送ってきた？」

ガサゴソ

荷物の中身は、紅いラインの入った怪しい黒仮面と黒ずくめスーツ＆マント一式！　一緒に添えられた手紙には、『キミが2号だ！　後を託す！』と書かれてる。

ギル「ヤラネエヨッ！！」バチン！

ゴオオオオオオオォ！（豪火に包まれる、黒仮面とスーツ一式）

黒仮面（ギヤアアアアアアァッ！！！）

それ先生だと知ったらどうなるのか気になるね。