2話 アイドルの私
自分に自信をつけるため
アイドルになった
私、近堂 晴海
今思ったけど
恋愛できないよね…?
でも、絢斗のあの笑い方は私の一番好きな笑い方だった
また…見たい!
アイドル…やってたら見れる?
「おはよう、奏!」
「…あんたねぇ…」
奏が、何かを言う前にクラスの子が集まってきた
「晴海ちゃん!おめでとう!」
「これからもよろしくね!」
「サインくれ!」
一瞬にして群がり、潰された
「かっ奏!」
やっとのことで引っ張り出してもらった
ただ引っ張り出してくれたのは…
ぱあっ
「絢斗!!」
絢斗だった
「何してんだ?アホめ」
呆れたように言った
「ちっちっちー」
否定をすると絢斗はなんだ?と言うような顔をした
「私は、アイドル!」
自信満々に話し始める
「アホかもしれないけど…」
とボソッと言ってから
「テレビで天才って言われてるんだよー?」
すると絢斗は、フッと笑って
「そうかもな」
かああああっ
「きやあああああああっ!」
あの笑い方…大好き…
認められたって思える
「はっ晴海!」
奏…!
「どしたの?」
耳元でこそっと
「となりの高校の生徒が全員きてる」
「?!!?」
窓の外を見るとほんとに何千人もの人がいた
「…は?」
絢斗が口を開けたまま固まった
「おーい?絢斗…?」
「わりぃ、ぼーっとしてた」
向こうがこちらに気づいたらしく、昨日デビューしたのにも関わらずうちわやペンライトを持っていた
手を笑顔で振ると
表情からして叫んでいた
すると、
「あんたもゆーめーじんだねぇ」
「ほんとにな」
プルルル
「あっ」
この番号は…
「ちょっとごめんね、」
二人は頷いてくれた
「はい、晴海です、」
『ああ、学校中にごめんね?』
「いえ、どうしましたか?」
『ああ、それが今度、ライブを、〜〜〜とやるみたいで』
「……」
うそ…あの子たちとできるの…?!
『ハ、ハルミ…?』
「てっテーマは何なですか?!」
『こっちで決めてって言われてるの、はるみ悪いけど考えといてくれる?』
「…はい」
『それじゃっ!』
プツッ
どどどどうしよう!
「わっ!」
晴海を奏が、脅かすが…
んーどうしたら…何にしよう…
と、考えていて気が付かない
「は、晴海?おーいあ…」
「わっ!」
「ひゃあっ」
ああああっ絢斗?!
「ふふ、私じゃ気づかないのに…絢斗くんには気がつくんだね…」
「ごめん…考え事してて」
ライブのチケット、絶対2人にあげよう!
今日は、とうとう顔合わせ!
ガチャ
「よろしくお願いします!」
「あ!新人ちゃん!」
「こら、ハルミちゃん」
「よろしくねぇ」
この人たちは今大注目されている、
超有名アイドルグループのー!!!
次の更新予定
大好きな幼馴染はストーカーでした ☆yua☆ゆあ @KOBAYUI
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