第24話






そして、ルイティア一向は…

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▼聖なる森林

久方歩いた聖なる森林

木漏れ日に溶けたひだまりの懐かしい香りがします。

ルイティア一向は、魔盗賊をやっつけに城への道のりを辿っていました。

ちゃんと無事に着くのでしょうか。




「着くに決まっとろうがっ … !」


ガシャン ガシャン と、金属長靴を大地に踏み鳴らし前進致すルイティア。なんと言うか、正に鉄腕の鬼神の様に、ストレスフリーダム状態の様だ。


「ルイー君前進メタルティックハイエンスな銀属鎧なんに歩くの早いね~。」

「問答せい…!」

相手をしている暇はあらん…! 己自身に聞け、と…先立ち率行くのでした。


「……あら?」

「どうした、カイ。」

「……あの遠くにこっちを見て立っているの、シュゴカラくんじゃないでしょうか?」


「!?」


シュゴカラだと… !?


「下がって、ルイ。ここは僕達が。」

「側近に……おまかせあれよ……。」


エグゼロスとチャームヴィーナスは咄嗟にルイティアをかばい立つ。オンオフで伝えば今は側近のガーディアンだ。


「はぁい、シューゴ元気してたかぁい?」

「…。」

「? 何か応えてよぉ……エグゼが爆竹ボムをブッつけるわよですってぇ……。」

「…」

「ほら、チャームがおっかないこと言うから、彼硬直だよ?」

「だってぇ……シューゴったらルイの事を嫉妬してるじゃなーい……?

シューゴはカイが欲しいんだってぇ。」


チラリと二人は、カイシェルをチラ見した。

カイシェルは、ドキッと、しました。


「え?…わ、私の事をですか…!?」

二人は頷く。

「「うんうん。」」


「二人。私語は止め、構え……ッ!!」

「あ、うんルイごめんよー。」

「ダーリン……私やる気なぁいん……んふっ。」


「俺の側近と申す成れば直ちに下がれ!!」

「いや。そこは直ちにかかれぇ!!じゃないのかい?(笑)」

「いい。俺がやる。カイは俺の背後ろに下がっていろ…!!」

「は、…はいぃ!!」


ガシャンと一歩踏み蹴る。煙砂飛ばす。丁度良い。新しい武装行使、この手で確かめようか、シューゴ !


―THE END―

TO BE CONTINUE⇒

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