第4話 復讐戦





昔、いじめを受けていた


何でいじられたまでは覚えてない


思い出せないに近い


そこの記憶だけないのだ


ある程度話聞いて何となくはわかるが自分の中に記憶がないから何が正解なのかもわからない


そこからだった僕の人生の歯車がこわれていったのは




初めは普通の子でみんなと比較的に仲良くしていたはずだったのに


気づいたら、筆箱は隠され、投げられ、小さいからって理由でバトンにして遊ばれたり


それでも笑顔で


さくな「やめてよ〜笑」


と言い続けた


泣いたら負けだから


どんなに頑張っても言っても誰も褒めてくれないから自分の中で押さえたらばいいんだと思ってた


でも周りから見たらいじめで机離されたり物隠されたりするのはいじめらしい


その頃はわからなかったけど一番悲しかったのは


◯◯◯「本当はさくと友達で楽しかった、けど便乗していじめてしまいました、ごめんなさい」


と言われた時だった


なんで?とおもった


あんなに優しかったのに


そこから人を信じなくなった


全てを信用しない


全員表面上の友達でいいやと思うようになった




体育の授業でバスケの時にボールを拾おうと走る


意図的に足をかけられ、こけて、足がとても痛かったけど泣かなかった


けど引っ掛けてきた子が


まいな「さくなが足引っ掛けてきた最低、、!痛すぎる」


と言いながら泣いた


その時に


さくな「ちがう!まいがかけてきたじゃん!ただうちはボールを取りに行こうとしただけ」


って言ったけど無駄だった


男子らは


男子 「いやでも泣かせた方が悪いじゃん、さくながわるい。謝れよ」


さくな「は?、なんで私も痛いよ。けど泣くのはダメかなと思ったから泣いていないだけ」


男子 「強がらなくていいよ笑ゴミやからやってること」


結局泣いた方が守られた


泣くのを我慢してたらこうなるんだなと改めて思ったけど泣かなかった


泣いた方が弱い、、?女は泣くのが当たり前なの?


1人で声を殺して泣いた


ここで声を上げてもどうせ助けてくれないとわかっていたから


結局うちが謝ることになったけど、その子が嘲笑っていたのだけは忘れない


そいつに僕は復讐してやろうと考えるようになった


性別でこうなら消せばいいんだと思った


だったら消してやろうと思う


自分の力で

 

勝手に人の世界に土足で踏み入れて、否定をするなら追い出すのと一緒


僕の中には「性別」というものはない


この世に存在しても、僕の世界の中ではない


自分の世界の中だけ、自分が主人公だから


自分の世界の中だけ、自分が中心だから


誰だってヒーローにもなれる、


今が嫌なら未来で過去の話をしようって大好きで尊敬している人が言っていた


けど、僕は過去の話が嫌い


思い出すのは辛い


でもその人が僕を助けてくれたのは事実だから、


その人にしてもらった恩は忘れない


だから、今を笑顔で生きて欲しい、未来でも笑っていて欲しい


こんな自分がなに言ってんのってなるけれど


今まで辛かった分、その分未来で幸せになる


僕も辛いことはある、しにたくもなる


けど、日々の少しの幸せを逃さないようにいきている


それが僕


どんなに変えたくてしにたくても、いつか人を笑わされるぐらいの人になりたい


それが託された夢、僕の夢でもあるから


綺麗事に聞こえるかもしれない


けど、綺麗事で何がわるい


真っ暗な世界でいきていた僕


僕の人生は復讐戦で友達のの夢、一緒に決めた夢、を叶えてみせる


そしていつかたくさんの人を笑わせてこの世を去りたいと考えている


それが「海月さくな」としても「ななと」としても


もし君がこの意見を否定したのならば、君も僕の敵だ


今までの過去に辛いことあったと思う


裏切られた


捨てられた


殺されそうになった


きえたかった


なきたかった


辛かった


生きるのをやめたかった


こんな僕なんて生きていても意味がない


しねばよかった


しねばいいのに


お前なんて産まなければよかった


出来こそない


役立たず


ごみ


一家の恥晒し


とっとと首吊ってしんでくれ


お前なんかいなくなっても誰も悲しまない


お前が友達と思っている人ら全員敵だ


人は裏切るもの


仲間なんていない


今もこれからもずっとひとりぼっち



って言われたことがあった


親から言われた言葉、友達から言われた言葉、仲間と思っていた子から言われた言葉


それが一番辛かった


泣くことしかできない僕


何にも力無くて泣くことしかできなくて


いつも


「生きていてごめんなさい」


と思う毎日だ


「生きていればいつかいい思い出と言える日が来る」 


「人生楽しいことあるよ!」


とか無責任な言葉が一番辛かった


嫌だった


僕はそんなの求めてなくてただ話を聞いて欲しかった


仲間が欲しかった


友達、相方が欲しかっただけなのに


いつもいつも1人でいたくないから偽る


途中から本性を出すからダメなんだと思った


だから偽る、一人称も


素の自分は僕、学校では、あたしかうち


怒っている時は俺ってなんか使い分けている


そのほうが自分にとって一時的に精神を守ることができる


蓄積して爆発した時に一気に病んでしまうこともある


けど一時的にも守ることが必要だと思う


そうしないと生きていけないし、これから先ももっと辛いことが待ち構えている


目の前にある壁を破壊し続けなければいかない


どんなに硬くても、壊さなくても


いつか壊せる日がいる


誰か助けてくれるかもしれない


もし、君のことを誰も助けないなら僕が助けに行く


犯罪犯しても、友達と喧嘩しても、病んだり、リスカしてしまったとしても


僕は助けに行く


君が僕を好きでいてくれるなら


僕を好いてくれる子たちはみんな僕の友達であって守るべきだと考えている


だから、僕を好きになってくれる子を探しに行く


それがこれからの僕の人生


僕の人生は復讐戦


そして、僕のことを好いてくれる子たちを守るためにいきている


守る対象がなくなればしのうとおもっている


それぐらいの覚悟をもって毎日を生きている


僕の世界には


復讐心


憎しみ


悲しみ


呪い


恨み


殺意


で埋め尽くされている


その中に少しの幸せがいつか流れ込んで欲しいと思う気持ちから始める僕の物語


こんな僕だけど、毎日を生きていきたい


一回からの人生だから楽しみたいと思う


これから一緒に生きてくれる子を探す旅へ


重い扉をあけ、前に進む


過去なんて僕には関係ないから


今を大切にしたいと思う


だから、「海月さくな」としての人生もあるけれど


「ななと」としてネットの世界は生きる


ネットの世界は綺麗な面もあり汚い面もある


人間が生み出した悪の巣窟でもある


けど、僕を助けてくれた人がいるようにその人に助けてもらったから僕も人を助けたい


君は君で、僕は僕


違っていい


好きに生きて欲しい


これを読んでくれてる君も好きなように生きて


一回からの人生だから、笑って過ごそう


笑えなくてもいい、明日少しだけ笑ってみよ


少しずつ僕と一緒に笑っていって欲しい


ネットでしか助けられないけど


こんな僕でいいならいつでも助ける


君と僕が会えたのはこれまでにない奇跡であり幸せだから

















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