第7話

クラス表前ーー



蓮「お、ばらけたな。えっと、、

  俺と湊が2組で蘭たちが3組か。」




別れたか。

ま、その方が動きやすいし何かと都合がよさそうだ。



紅蓮は1つ上の学年だし、

学校生活は比較的過ごしやすそうでよかった。














?「あー、もう。

 ごちゃごちゃほざいてねぇで、

 いいから黙って食えや。



 ……ふっ、チビが。

 キャンキャン吠えやがって、犬かよ。」







湊「はぁ⁉︎別に僕そんなに小さくないし!

 自分がちょっと身長高いからって

 調子乗っちゃって。


 それに僕は かなめ

 忠犬なんです〜(?)



 僕が要に可愛がられているからって

 嫉妬してんの?(笑)



 それに、玲夜れいや だって

 この前要に怒られてびびって動揺して

電柱に頭ぶつけて犬のフン踏んでたくせ

玲『ああああ‼︎ ってめ、、///


 人の黒歴史を

 わざわざ大声で言いふらしやがって。

 この性悪が。



 だいたい、

 お前だって人のこととやかく

 言えねえだろうが(ニヤ)



 知ってんだぞ。

 お前があのお気に入りのデカいクマのぬいぐ

るみに蘭って名前つけて毎晩寝る前に




 "蘭、僕今日も頑張ったから

 ご褒美に頭撫でて?


 (ぬいぐるみの手を自分の頭に持っていっ

て)

 ポンポン。



 エヘッ、ありがとう///

 蘭大好き。おやすみ♡"




 って話しかけてい』湊「わあーー!


 ちょっ、

 なんでそのことを玲が知ってんの⁉︎

 信じらんない!///


 それをいうなら玲だってーーー」





あの2人はまだ言い合っていたの?

まったく…。


ていうか、湊ってばそんなことやってたの?

逆にこっちが恥ずかしい、///





蓮「だとよ、蘭。愛されてんな(ニヤ)」






『……うっせ/// 俺に振るなよ。


それよりも蓮、

お前さっきから俺のこと"蘭"って呼んでるぞ。


今はいいが、

人がいる時はしっかりと切り替えろよ。


俺は 西園寺さいおんじ かなめ だ。


誰かにバレたらどうするんだよ…。

気をつけろよな(呆)』





連「わりぃわりぃ、ついうっかりw」





『お前悪いと思ってないだろ…。


ったく、そんなんで大丈夫なんだろうな?

俺たちはーー』






連「分かってるって。

 周りへの警戒は人一倍注意してるし、  

 春稀が調べてくれた情報も

 昨日の夜にちゃんと頭に入れた。

  

 そんなことより…」








湊「2人とも、何してんの〜?

 もう入学式始まっちゃうよ〜!」




現在の時刻は8時57分。


知らぬ間に私と連以外は

体育館の入り口に移動していた。



いつの間に…。

さっきまですぐそこで騒いでいなかったか?





蓮「式まであと3分か。

 急がねえとヤバいな。


 行こうぜ、ーーー要。」






………はぁ。ま、いいか。

ちゃんとあのことは覚えてるみたいだし。





『……あぁ。』



俺たちは急いで体育館に駆け込んだーー。

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