第4話
とても精巧で綺麗な顔だが
冷たい雰囲気の男が落ち着いた様子で
淡々と話す。
彼らの中でも1番の高身長で
口調も冷たく威圧感があるように思えるが、
よく見ると目は優しく、彼らの仲が窺える。
湊「むぅ〜。
でも誰も起こしてくれなかったじゃ
ん!」
春「俺は何度も起こしたよ?
湊が起きなかっただけだよ。」
湊「えぇ〜。春稀まで⁉︎」
ギャアギャア騒ぐ彼らを制したのはーー
?『お前らうるさい。
周りの人に迷惑だろ?
そんなことより、
時間ヤバいんだから学校まで走るぞ!』
よく通る綺麗な声の"彼女"、
彼女の声はなぜか耳に残り、
決して大きな声をだしている
わけではないにも関わらず、
つい従ってしまうような不思議な力がある。
芸能人顔負けなイケメンの彼らと並んでも、
見劣りしないどころかむしろ1番綺麗な顔をしている。
顔だけでなく
ちょっとした仕草までもが美しく、
思わず老若男女問わず目を奪われてしまう。
そんな彼女の言葉に、
他の4人も慌てて走り出した。
嵐のように去っていった彼らは知らない。
周りの通行人たちが、
顔を真っ赤にして
彼らの綺麗な顔に見惚れていたことをーー。
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