第二章 覚醒

2―1

「……」

 シラにとって夢とは記憶の整理――

「……んん……」

 ――のはずなのだが、此度の寝つきにシラは違和感を覚えた。

(……何も……見えない)

 眠りが浅くなると共に意識が浮上を始める。シラはこのような時に、記憶の濁流に飲まれるのをよく覚えていた。

 シロガネさまとの超常的な触れ合いで力を使い果たしたのがシラの最後の記憶……初めての出来事ほど印象深く、咀嚼するめに同じ夢を繰り返し見る。それがシラの記憶の流れだったのだが――

(……何も……無い……)

 夢の中でシラは、暗闇の中をひたすら漂っていた。

 感じられる情報は一糸纏わぬ己だけ。闇は不思議と暖かいものの……当たり前にあった変容が消失した事にシラは猛烈な違和感を覚えた。

 どこを見ても黒、黒、黒。他に色は見られない。この数日悩まされてきたはらわたの赤色も、母の今際の際の青い顔も、父の大きな白銀の手も、無い。どれだけ記憶を振り返っても、夢として形作られることが無い。

(………………)

 次第にシラは暖かなまどろみに落ちて考えることをやめた。

 夢の中で寝入るとはおかしな表現であるものの……シラは久しぶりに深い、心地よい眠りに誘われていた。

 夢の中でも気張らずにいられる幸福よ――いや、そもそも睡眠とは休息のためのもの。回復するための場所であれこれ考えることこそおかしいではないか。

(……)

 交互に訪れる浅い眠りと深い眠り。それはまるで春風のようにシラの意識を優しく撫でてゆき、意識は次第に霧散する――

「……はぁ……――」

 目覚めた時、シラは満ち足りていた。

 活発な「夢見」のせいで常に浅い眠りを強いられていたシラにとって、今回のような深い睡眠は願ってもないことだった。

「……」

 寝起きのぼんやりとした感覚は心地良く、シラは棘のような緊張が抜けた喜びを大の字で味わい――

 ヒュオォォ――

「!」

 自室に抜ける隙間風にシラは布団を跳ね除けた。

「……」

(風……風!)

 まどろみが破れ、シラの思考が急速に組み上げられてゆく。

「……」

 周囲を見渡すシラ。視界に広がるのは何故か見慣れた自室。

「……」

 日没の薄暗い視界の中、カミの姿はなく……それでは森の、あの出来事は夢だったのだろうか?

 ヒュオォォ――

「――っ……」

 シラは風と共に左手の甲が痺れるのを感じた。

「……何、これ……」

 シラの視界に夢の景色が重なってゆく。

 シラ――

 大丈夫だ――

「!――ッ」

 シラは衝動のまま自室を飛び出し、社殿の中を勢いよく駆け出していた。

(何これ何これ何これ――)

 左手の甲にはあの日父が伸ばしてきた銀色が――翼を模る白銀の紋章が刻まれていたのだ。

(大丈夫なんかじゃ、ない!)

 紋章は金属質の膜のようであり、シラの柔らかな皮膚と完全に一体化していた。掻いても叩いても、剥がれるどころか傷一つつかない。

「ひぃ……」

 生身の部分に血が滲み始めた所でシラは走る事に集中した。

「嫌あああぁぁぁ――」

 記憶の空白、左手の変化……得意の演繹法を使うにはあまりに情報が少ない。シラは生まれて初めて知らないに襲われる恐怖に支配され、社殿の中をひた走る。

「――!」

 逃避の中、彼女は明かりが漏れる扉を見つけた。

「――っ」

 世話焼きな女官、嫌味な神官……いや、中にいるのはこの際誰でもいい。必要なのは見慣れた景色。例え無様な姿を晒す事になろうとも、心が完全に挫けてしまうよりはマシだ――

「あの――!」

「「「!」」」

 扉を開けた瞬間、シラは強烈な視線に言葉を失う。

 たどり着いたのは寄り合い真っ只中の議場。成人の資格を得ていないシラにとってはまだ縁の無い催しだ。一通り馴染みの顔でも見て落ち着いたらすぐに議場を離れよう。彼女はそう思い、息を整えようと――

「……あれは……」

「巫女様……」

「目覚められたのか……」

 議論に中断が入れば空気は弛緩するもの。シラは上役たちの呆れ顔や、厳格な議長である祖父の一喝を予想していた。

「ぁ……」

 ところが、実際に飛び込んできたのは祖父の呆れ顔と、神官を中心に表情を硬化させてゆく村民の目だった。

「……ええと……」

 とっくに引退してもいい老齢にも関わらず、次世代シラのために政治の最前線で戦い続けてきた祖父の顔。そこには常に隙の無い鎧のような厳格さがあったのだが……シラはそこに初めて「諦め」が浮かんだのを見てしまった。

「オオオオオォォォ――」

 左手の紋章が熱を帯びる。

(夢なんかじゃ……ない!)

 シラは扉の向こう側にあの有角のシロガネさま、がいることを直感した。

「巫女様! あれは……あのカミは一体何なのです!」

「あのようなものを村の中に入れるなど……どういうつもりなのですか!」

「掟をお忘れか!」

 反体制派の神官たちがいよいよ渦中のシラに向けて矛先を伸ばす。先ほどまでの疲労はどこへやら……獲物が飛び込んできたことで彼らの瞳に暗い野心が輝きだす。

「!??」

 シラも巫女として何か一言伝えるべきだと理解しているものの……彼女とてハクオウとの出会いに確かなものを持てないでいる。記憶にあるのは光と風が混じり合う夢現の時間だけ。出会い頭の嵐で負傷したはずの右腕すら、なぜか完治しており……このようなぼんやりした事を語ったところで村民はおろか、自分だって納得できるはずもない。

「……っ」

 シラはなんとなくこのような日が来ることを想像していた。祖父が力を失い、神官たちが牙を剥く最悪の事態を――

「……なんで――」

「なぜ、とは無責任な。有角のカミの正体を知りたいのは我々の方なのですぞ」

 そうだそうだ、とヤジが上がる。寄り合いの燻りがここにきて燃え上がる。勢いに乗った神官たちが少女の心情に配慮できる筈が無い。

「……なんで――」

(なんで私ばっかり……奪われなくちゃいけないの!)

「――――――!!!」

 シラの悲鳴に有角のシロガネさま・ハクオウの目が見開かれる。

「おいあれ!」

「動きだすぞ!」

 衛士たちは思わず松明に揺れる巨大な影に向けて槍を構えた。

「オオォォ――」

 低く喉を鳴らすハクオウ。その息遣いは渦巻く風となり、夜闇を照らす灯りをことごとく吹き消してゆく。

「あ――」

 普段の衛士たちであれば目くらましなど気にせず、制圧を始めていただろう。しかしながら頂獣の歩幅、広げた翼の巨大なること甚だしく、暗闇の中で迫る圧に屈してしまったのだ。

「オオオォォォ――!!!」

「!――」

 迫り来る脅威に反応できたのはバーラだけだった。彼は風向きが変わると同時に銀の槍をひったくる。

「――」

 神器を己の手足のように振うバーラ。彼は槍を馴染ませるや扉に向けて直走る。

「オオオォォォ――!!!」

 社殿を震わす咆哮。それと同時に扉が内側に破れ飛ぶ。

「!」

 猛烈な勢いで迫る木塊に向けて銀の軌跡が走り――

「「「!!!」」」

 鼓膜を貫かんばかりの破裂音と共に扉は砕け散った。

「オオォォ……」

「あ、あぁ……」

 人々は腰を抜かしてはバーラに釘付けになった。遅れてバーラを讃えたり、改めて防御姿勢をとったり、ただ茫然と状況を眺めたり……鬼気迫る中、立ち上がっているのはバーラとアルバ、そして――

「……」

 シラは導かれるままカミの御前へと足を進める。

「……」

「オオォォ――」

 バーラが敷いた前線を抜けたシラ。彼女の緑の目が銀色の瞳を覗き込む。

「……」

「オオォォ――」

 頂獣の吐息は風を生み、巫女の体を包み始める。

「……」

 バーラの体は自然と、に向けて構えた。巫女、そしてカミに向けて攻撃の姿勢を取る事が何を意味するのか、バーラは十分に理解している。だが目の前の番いは慣れ親しんだものとは全く、かけ離れてしまっている。

「知りたければ教えてあげる! このカミの名はハクオウ! そしてハクオウは村の守り神なんかじゃない!――」

 私の、私だけのカミ!――

「シラ!」

 孫を救い出すべくアルバも手を伸ばす。

「うっ――」

 しかしその手がシラに触れることはない。老爺の手は空気の膜に阻まれると、次の瞬間議場の奥へと吹き飛ばされた。

(本当に……風を操れるのか!)

「オオオォォォ――……」

 嘴から風が湧き出し、翼の動きで気流を変え……人々の脳裏に森の惨状が浮かぶ。これほど巧みに風を操れるなら人間をさらったり、投げ飛ばしたりするのはもちろん……森を平かにするのだって――

「……ああぁ」

「た……助けてくれ……」

「た、祟りじゃ、祟りじゃーーー!」

 悲鳴を上げる神官たち。

「――っ!」

 先ほどまで自分を責め立てていた瞳が一転、赦しを乞い始める。そのあまりの醜態にシラの怒りは天井知らずだ。

「――!」

 バーラは大気が張り詰めていくのを感じ取った。

「――――――ッ!」

 もし番いが風の刃を放とうものなら議場はもちろん……その衝撃に生身の人間が耐えられるはずがない。

「!」

 暴走を止めるべくバーラは槍を向ける。しかし神器ですら風の膜を貫くことができない。

「――――ッ!」

「オオォォ――」

 弓を引き絞った狩人のように、四つの瞳の輝きは議場の一人一人を睨みつける。

(終わった……――)

 カミの怒りに触れる。それが何を意味するのかを村の人間で理解できない者はない。どれだけ地位や肉体を高めようとも、人間の理の外の存在に通用するはずもなく……大人たちは神のみわざの前に死を覚悟し始めた。

「……もうやめてけれ!」

「!」

 狩人の目が議場の一角に向けられる。

「こんなのおかしいだ!」

 寄り合いでは抜け殻のようにくたびれ、一言も発しなかったカシム。

「……」

 山羊飼いは風圧に耐えつつ身を持ち上げ――

「みんななんでシラ様をのけものにするだ! 子供は村の宝。大切に育てるものであって、貶したり傷つけたりするものでねえはずだ!」

「……」

「シラ様も……なんかよくわかんねえけどそれ以上はいけねえ! それをやったら戻れなくなる!」

「……」

 胸を張って立つカシム。山羊飼いという肩書きは政治的な場面で地味なものだ。

「シラ様――」

 しかし、小柄ながらも広く、たくましい背中に一同は息を呑む。

「……」

「オオォォ――」

 番いはこの山羊飼いこそが最も力強い敵と認めると突風を吹きつけ始める。

「くぅ……っ……それに――」

 猛風を浴びてもカシムは止まらない。養父の瞳はシラへと一心に注がれ続けている。

 もしかしたら……説得できるのではないか……絶望しきっていた村人たちの心に希望が灯りだす。

「それに――」

「……」

「オオォォ――」

「――シラ様がおらんくなったらオラのヤギたちはどうすっぺ? シラ様の利き乳がなくなったら品種改良が滞っちまうだ」

「……」

 人々はカシムに一瞬でも目を奪われたことに後悔しつつ、彼がもつ悪癖に頭を抱えた。

 カシムが農業階級の代表に上り詰めた理由はただ一つ。ヤギへの熱中に他ならない。

 彼は寝る時と家族と過ごす時、それ以外の時間の全てをヤギの世話のために使っている。その手は時に我が子よりも繊細にヤギを育て……熱狂がヤギの質を高め、その域は品種改良にまで至っていた。

 命懸けの状況だろうとカシムは矜持を曲げなかった。それはある意味達人めいた高みであるものの……その中身が「ヤギ」ではあまりに張り合いが無い。人々は「それは無い」と再び腰を抜かし――

「……はぁ?」

 番いも呆れた顔で山羊飼いを見た。

 それに合わせるように風は、ふっ、と抜けて吹き止み――

「!」

 その隙をバーラは見逃さない。

「――」

 彼は槍の石突をシラに向けるや一瞬にして距離を詰め――

「――ッ!」

 シラの腹部を強かに打った。

「カハッ……――」

 武力の頂点である衛士長の妙技は巫女の体を徒に傷つけることなく、その意識のみ彼方へと誘う。

「シラ!」

 遅れてアルバも駆け寄っては、倒れゆくシラを抱き止める。

「オォ――」

「……」

「……」

 見つめ合う三者。

 シラをその手に取り戻したとはいえ、番いの片方、ハクオウは未だ健在。巫女とカミの相互作用も恐ろしいが、頂獣単体の脅威も言わずもがなである。

「オォ――」

「……」

「オォ――」

「……」

 白銀の瞳がバーラの灰色の瞳を写し出す。続けて彼の手元……己に向けられた切先、その輝きを認めては、静かに頭を垂れてゆく。

「オォ――」

「……」

 睨み合い……五分、十分と時が過ぎてゆく。

 凪の中、押し殺した呼気さえ響く静寂と張り詰めた緊張が議場を支配し始め――

「……ヒュゥ――」

 頂獣はおもむろに首を持ち上げた。

「!?」

 動きを威嚇と捉えたバーラは、刺突の構えを取り始めるが……。

「ゴウ! ゴウ!」

 頂獣は目下の衛士には目もくれず、カシムに向けて吠え立てた。

「……おら?」

「オウ!」

 カシムはハクオウの温かな眼差しに心当たりがあった。

「……ああ、わかった。おらに任せてくれ」

「ゴウ――」

 カシムはハクオウに背を向けると恐る恐るアルバに近づいた。アルバもその意図を汲み取ると、彼にシラを預け議場を出るように促した。

「……」

 それを合図にバーラも構えを解き、アルバの元へ、全くの無防備な姿勢で近づいていった。

「……」

 殺気だった嵐が一転……ハクオウは羽根をたたみ、嘴を閉じ、あたかも昔からこの場所にいたと言わんばかりに居住いを正しては、船を漕ぎ始めた。

「助かっ……た?……」

 何がともあれ脅威が去ったことに人々は胸を撫で下ろした。風穴の向こうはすでに闇に染まっている。議論などもうどうでもいい。人々は拾った命を噛み締めつつ今すぐ暖かな家に戻って眠りにつきたい気分だった。

「いや、おかしいでしょ!」

「あの化け物を放置するおつもりで!」

 若い神官たちは追及の機会を諦めずにアルバへ挑む。なるほど命は助かったかもしれないが、肝心の元凶は居座ったままである。何がきっかけで再び惨劇が始まるのか分かったものではない。この点を突けば現体制の信用は崩れるはずだ――

「痴れ者が!」

 そんな浅知恵を見透かしたように、アルバの喝が轟く。

「――!」

「お前たちは大巫女がいないことが何よりも不安のようだな。ニバ村は大巫女こそ頂点。村長程度が十三年もの間政治を仕切るのは歪んでいると常々思っておったのだろう……だがあちらを見なされ!――」

 アルバは腕を広げハクオウを示す。

「カミは我々を試すためにあえて異形の姿で降臨したとなぜわからぬ!

 我々がカミの怒りを受けたのはなにゆえか。我らの中にシロガネさまを疑う心があったからじゃ。たかが角や体格程度で戸惑うようでは先人たちに申し訳が立たないと思わぬのか。お前たちのカミへの信心はその程度だったのか!

 それにカミが試したのは我々だけではないぞ。巫女とて例外では無い! 巫女とは人とカミの仲介人。それにもかかわらずあの見習いはカミの怒りに感化され、飲み込まれてしまったのだ。お前たちはそんな未熟者を大巫女に据えたいというのか? 否! シラはカミの試練に敗れたのだ。これでは大巫女の秘技を会得したとは到底言えまい。

 未熟な信心に未熟な巫女……シロガネさまが怒り心頭になるのも無理はない……儂も自身も情けなく思う……。

 だがカミはまだ我々を見捨てておらぬ。勇敢にも人とカミの仲裁に出た山羊飼い……カシムの言葉に胸を打たれたことで、シロガネさまはお休みになられたのだ。もとよりニバ村はシロガネさまの安息地。カミがどちらで休まれようともそれを口出しできる人間はおらぬ!」

「……」

「オォ……」

 反体制派の神官たちはアルバを、頂獣を、そして議場をそれぞれ見渡した。

 アルバの話には一応の筋が通っていた。神官以外の人間であれば彼の話を鵜呑みにするほどハッタリが利いていた。

 だがしかし、村長として語るのであれば慣例の引用が必須。大巫女の地位の承認にシロガネさまの試練が必要だという慣例は無い。加えて大巫女の秘技は母から娘へと伝えられるもの。男性である村長が内容を知る事はもちろん、口にする事すら越権行為だ。

(老害め! 墓穴を掘ったな!)

「……あいつらまだやる気か」

「……何のための寄り合いだ」

「……今日はもういいだろうが……」

 神官たちの熱気に反して議場は白けていた。命あっての物種だというの、気まぐれにカミを刺激して終えば元の木阿弥だ。平素であれば可愛げのある反体制派の熱狂も、これ以上は見過ごせない。農家、商人、衛士はもちろん、保守派の神官たちも冷たい眼差しで諫め始める。

「ぐっ……」

 彼らとて状況を理解出来ないわけではない。少なくとも今この場に自分たちの支持者はいない。それを理解すると若者たちは押し黙る。

 何より――

「オォ――」

 議場で窮屈そうに埋まっている白銀の巨体、そこから放たれる圧に反抗できるほど若者たちの芯は通っていなかった。

 目の前のカミが人間の言葉を理解できるのは明らかだ。下手なことを言って怒りを買えば……今度こそただでは済まないだろう。

「……ッ」

 神官たちはアルバに向けて平伏した。真なるカミの威光の前に、この場では敗北を認めざるを得なかった。

「……うむ」

 アルバの首肯を合図に寄り合いは流れ解散となった。

 あるものはため息をつき、あるものは体をほぐしつつ、命があることに感謝してそれぞれの寝床へと向かう。

「……」

「……わかっておる」

 皆が去ったあともアルバとバーラの二人は居残り、ハクオウを見上げた。

「オォ……――」

 突如として舞い降りた一陣の風は、果たして村にどのような変化をもたらすのだろうか――

「……」

「……」

「オォ――……」

 男二人はひたすらカミを見つめる。

 鏡面のごとく輝く羽毛、そこに浮かぶ影から未来を占うように。

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