第10話
「お家で芹待ってるの寂しい」
どこか拗ねたように言う璃星を抱き上げた。
浴槽の縁に腰かけて、その上に璃星を向かい合わせに座らせる。
ポタポタと雫が落ちる感触が少しくすぐったい。
「芹…?んんっ……」
何度喰べても飽きることない唇を柔く噛んで舌を這わす。
両手で掴んでもこぼれ落ちる胸を優しく揉みしだいた。
「ぁ…芹っ……」
「んー?」
恥ずかしそうにゆっくりと視線を合わせると、ほんの少し潤んだ瞳を近づけた。
「ベッドがいい……」
風呂場だから声が響くのが恥ずかしいらしい。
耳元で囁かれる甘い声に、俺の理性は終わりを告げた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます