第10話
47 ねぎらいの木
ノースランドとヴァーサ王国との国境付近
国境の見回りの兵士が数人、暗い森の中を歩いている。
「先輩方、こんなハードな見回りよく続きますね、自分はもう限界です。」
「だらしないなあ
“ねぎらいの木”までもうすぐだから頑張れ。」
兵士たちは、1本の木の下で休憩した。
「新入り、この木の葉っぱを2.3枚むしって、口に入れてよく噛むんだ。」
「その前に、ちゃんと拝めよ。」
「あっ、何だか疲れがすっと取れたような気がします。」
「“ねぎらいの木”さ、森の神様のお恵みだ。」
「神様、ありがとうございます。」
新入りの若い兵士は、木に向かって深々と頭を下げた。
「あっ、先輩!
あれ、あれ! 凄い数の松明が!」
若い兵士は森の奥を指差した。
「大変だ! 野盗だ! 野盗の大群だ!」
48 ドミニール卿
王都
国防軍第2騎士団の中隊長、ドミニール卿は、不機嫌な顔で王都に着いた。
南方に常駐している自分に
王宮から指名で召集命令が来たのだ。
『ノースランドで、至急調べて欲しい事態が起こった。
第1騎士団長は、海外視察している国王の護衛のために不在である。
国王直属の第1騎士団に代わって、第2騎士団の貴公に調査して貰いたい。』
上司の騎士団長さえ首を捻ったこの勅命に、
ドミニール卿は、何で自分が? と思うと同時に非常に不愉快だった。
第1と第2騎士団では、同じ騎士団でも、その待遇に雲泥の差があった。
お膝元の王都を優雅に(相当偏見があるが)警護する第1騎士団に対し、第2騎士団は主に南方の暑い砂漠地帯を防衛している。
それだけでも不公平だ。
今回は第1騎士団が国王にくっついて海外旅行中だから、最北の僻地に誰か代わりの者を派遣しなければならない。
(だから中隊長のワシが穴埋めか、
甘く見られたもんだな。)
ノースランドなど行ったこともない。
王都で留守番している第1騎士団の下っ端にでも行かせれば良かろう。
宮殿内
強がってはいるものの
ドミニール卿は実は宮殿の中に入るのは、まだ数えるほどしか無かった。
待合室に座っている間も落ち着かない。
伸ばし始めた口髭を何度も触っていた。
兵卒あがりのドミニール卿は、先日、一代限りの男爵位を賜った。
それを機会に伸ばし始めた口髭をつまむのが彼の癖になっていた。
予定の時間が近づくと
部屋の外が何やら騒がしい。
注意して聞き耳を立てると、
何人もの医師が奥に急いでいるようだった。
約束の時間から大分遅れて、案内の者がやってきて慌てたように言った。
「第1王子殿下は急用ができましたので、代理の者が対応させていただきます。」
(先程の医者はこのためか、
急用というより急病だな、
王太子はうわさ通り身体が弱いらしい。)
長い廊下を歩かされ、到着したのは宮殿の奥深くだった。
「機密事項がありますから、お連れの方はこちらでお待ち下さい。」
連れて来た部下を別室に残して、1人だけ八角形の殺風景な部屋に案内された。
部屋に入った途端、空気が重くなった。
(王宮の奥の、ここは何の部屋だ?)
名代として対応したのは第一位侯爵のシュバルツ侯だった。
(地位は高いが、宰相でも無いシュバルツ侯が王太子の代理なのか?)
淀んだ空気の中、シュバルツ侯はドミニール卿に一通の手紙を見せた。
「告発文だ。
反逆罪の疑いがある重要な案件だ。」
「反逆罪ですか。」
(重大事件だ。)
ドミニール卿は、ゴクッと唾を飲み込んだ。
その様子を見て、シュバルツ侯はゆっくりと噛み締めるように言った。
「君はその仕事の功績で爵位を得たそうだな。
わしは君のような有能な人材を探していたのだ。」
(そうか、直接命令が来たのは、ワシが有能だから選ばれたのか。)
「そのような重要任務は、王都に残っている兵士などには任せられませんな。」
そう言って、口髭をヒョイとつまんだ。
ドミニール卿は、告発文に目を通した。
「なるほど、これが事実なら、一領主が保有する武器の量ではありませんね。」
「やはり、君には一目で分かるのだな。
反乱を企てているのかも知れない。
何故、領主が大量の武器を揃えているのか
調査を頼みたい。
国王が不在の時に不祥事があれば
留守を預かるわしの責任になるからな。」
(留守を預かる?
ああ、それ程国王からの信頼が厚いので、
王太子の補佐を頼まれたのだな。)
「承知いたしました。
しかし、私を含めて配下の者と5人しかおりませんが、そんな重要な任務なのに、人数は足りるのですか?」
「今回は、内密の調査だ。
告発文が事実かどうか、あまり目立たないように、領主に確かめてくれればよい。
人数はそれほど要らないだろう?」
「しかし、企みが発覚したと思い、領主が攻撃してくる可能性があります。」
ドミニール卿は、自分たち5人が敵兵に囲まれる姿を想像した。
「出発までに、第2騎士団から
もう少し援軍を呼びよせたいと思います。」
シュバルツ侯はなるほどと頷き、少し間を置いて言った。
「いや、遠い南方からそれには及ばない。
ノースランドには、代わりに、私の兵士を1団同行させよう。
自分の部下として使ってもらってかまわん。」
(他人の私兵なんて使えるものか、むしろ足手まといだ。)
「折角ですがー」
「援軍を待つより時間が早い。
それとも、私の兵士では不満かな?」
(これでは断れんな。)
「お気遣い、痛みいります。」
出発する際になってドミニール卿は、シュバルツ侯の兵士の数に驚いた。
「1団とは30人もいるのか?」
「はい、ドミニール様をお守りするように言われております。」
「....そうか、まあ...ありがたいですな。」
ドミニール卿は、シュバルツ侯の私兵30人を連れてノースランドへ向かった。
ノースランドへの道中、ドミニール卿は連れてきた自分の部下に尋ねた。
「のう、地方領主の反乱をワシが未然に防いだらどうなるかな?」
「中隊長は国の英雄でしょうね。」
「そうか、貴族の次は英雄か、
ワシは有能だからな。」
ドミニール卿は勘違いしていた。
爵位を貰ったのは、南方の少数民族との紛争の際に大暴れした功績だった。
直情型の彼は、犯罪嫌疑者との駆け引きなどには全く向いていない。
ドミニール卿が満足そうに口髭をつまむ様子を見て
部下たちは嫌な予感がした。
49 検問
ノースランドの入り口には、国内にもかかわらず、頑強な検問所がある。
その夜、ドミニール卿は、最北のノースランドに入ろうとして検問所で衛兵と言い争いをしていた。
「通行証だけではダメなのか?
いくら半独立の領地とはいえ、同じ国なんだぞ。」
「以前、偽の通行証を使った者が居りましたので、身分を証明するものを、併せて拝見させていただいております。」
「ワシを疑うのか?
ワシは貴族だぞ、分かってるのか?」
衛兵は淡々と書類に目を通した。
「はい確かに、国防軍第2騎士団ドミニール卿
で、残りの方は...」
「ワシの部下だ、全員!
通行証は持っている、それをいちいち調べるのか?
失礼な!
貴族に対する礼儀も知らんようだな!」
側にいた衛兵がうんざりした顔をして、
「こっちも人数がいないから時間がかかるし、国防軍なら代表者だけで大丈夫だろう。」
と小さな声で言った。
「どうしたのだ、何かあったのか?」
「実はヴァーサ国との国境付近に、野盗の集団が出現との報告がありました。
今、騎士団長を始め、主だった者がそちらに向かっております。
人員が少ないため私達も手際が悪く、失礼をいたしました。」
ドミニール卿は、渋々怒りを収めた。
「まあよい、ワシも君達と争いに来たのではない。
前振りで使者が来てる筈だが、
領主殿に確かめたいことがあるので、国からの命令でワシが直接話を聞きに来たのだ。
すぐに案内して貰おう。」
「少々お待ちください。」
衛兵は詰所に確認に行った。
「ご使者が来たとの伝令は受けておりません。」
....
対応した衛兵の馬とドミニール卿の馬が並んで先頭を歩き、馬上で2人は会話していた。
「連絡の不行き届きか?
全く田舎の領主はたるんどる。」
「申し訳ありません。
直接行って私が説明いたしますので、」
衛兵はぶっきらぼうに答えた。
一行は城郭の外壁に沿って馬を進めた。
「領主がいるのは、市街地のあの要塞のような城の中ではないのか?」
「この時間は近くの別宅で家族と食事中です。
領主様は奥様との時間をとても大切になさってますから。」
「領主が妻のために城を空けるとは不用心だな。
全く田舎の領主はたるんどる。」
「食事を終えてから、また深夜に戻る予定です。
問題はないでしょう?」
「その間に何かあったらどうする?
田舎の領主は呑気なものだな。」
衛兵は横を向いてチッと小さく舌打ちした。
ドミニール卿は、気分良さげに口髭をつまむと、市街地の城を指差した。
「あの城は立派だが、無用の長物だ。
ヴァーサ王国が攻め込んできた場合、これだけ国境から離れた位置にあったら侵入を防げないだろう?
何でもっと北に造らなかった?」
「北は森林地帯で、ヴァーサは友好国ですが?」
「そ、そうだったな。
それでも、今回のように国境で野盗が出現したらどうする。
ここから現場まで何日かかるのだ?」
「到着まで2日です。」
ドミニール卿は片方の眉毛をフッと上げて、口端だけで笑った。
「それでは野盗を取り逃がすだろう?
やはり領主は国防には素人だな。
自国からの検問を強化して、国境から野盗に入られるとは、お笑いだ。」
「国境にも砦を築いておりますので、
普段はそれで対応しています。」
「それなのに野盗が入ったのか?
ザルみたいな砦だな。
ハッハッハッ」
「何も知らんくせに。」
「なんか言ったか?」
「この地には、ヴァーサよりも防がなければならない敵がいるんだ!
こちらの事情をロクに知りもしないで、何が聞き取り調査だ!
だいたい何でこんな時間に訪れるのだ、
この時間には領主が城にいない事すらご存知ないのか?
夜中に自宅に押しかけるなど非常識だろう。」
「何だと⁉︎」
「たるんでいるのはそちらの方だ。
先ほど部下たちが駆け出して行ったが
宿舎の手配もまだなのか?」
「うるさい!
昼過ぎには到着する予定だったのだ。
アクシデントがあって遅れたのだ!」
今朝点検したら、荷物馬車の車軸がボッキリ折れていた。
修理を試みたが、直らない。
運良く商業用の大型馬車が見つかったので、積んできた機材をそちらに運び入れて、ようやく出発できた。
予定を大幅に過ぎてしまった。
今夜の宿も決まっていない。
侯爵から借りた兵士たちは、野営させる気かと不平を言った。
現在、直属の部下たちは全員で宿探しに走り回っているはずだ。
そんな事もドミニール卿をイライラさせていた。
もともと怒りっぽいドミニール卿は、衛兵の言葉に怒りを露わにした。
「下っ端が何を言う!
口の利き方も知らんのか!
ここで切り捨ててもいいんだぞ。
さっさと領主の屋敷に案内しろ!」
怒りのあまり注意力が散漫になった。
後方の数人の兵士が、馬車から見慣れぬ荷物を運び出し、
さっと脇道に入った事にも気づかなかった。
50 泥棒
厨房の裏の鶏小屋
ニワトリたちが騒ぎ立てる音で目が覚めた。
あれ? もう夜だ。
寝ちまったんだっけ。
親父のヤツ、鍵を掛けっぱなしで忘れたな。
アレックスは、掃除用のブラシの柄に付いている針金を抜くと、それを器用に折り曲げた。
格子の隙間から手を出すと、折り曲げた針金を
南京錠に差し込み、ニヤッと笑った。
「へっ ちょろいぜ。」
ニワトリたちは、相変わらず羽をバタつかせて騒いでいる。
「鳥目のくせに、おとなしくしろ。
あれ?」
5.6人の黒い影が、家の勝手口から中へ入っていく。
(泥棒だ。)
アレックスは男たちが消えた後、誰もいない勝手口からそっと家の中に入った。
(何だこれは?)
多数の太い金属パイプが厨房の床に積まれている。
(工事用の発破だ!
あぶねー 家が吹き飛ぶぞ。)
アレックスは台所から水桶を持ってきて爆弾を水浸しにした。
厨房に続く廊下からは2階に上がる使用人用の階段がある。
泥棒たちは爆弾を仕掛けてから2階の居間の方へ登ったのか?
(玄関の方が騒がしいな。)
51 玄関ホール
玄関ホールでは、領主がいかめしい軍人と、激しく言い争っている。
「話にならん、
お前たちはもう上へ行っていなさい。」
領主は心配そうに見守っている家族と使用人たちに指図した。
「大体何だ、こんな時間に大勢で!
野盗の件で、これから城に詰めねばならん。
くだらん事情聴取など後にしてくれ!」
「くだらんとは何だ!
野盗より反逆罪の方がよほど重大だ!
時間稼ぎして証拠でも隠す気か?」
「だから誤解だと言ってるだろう!
武器購入の詳細は、
国王陛下がご存知のはずだ。」
「陛下は今、海外旅行で国内にはおらん。
だからシュバルツ侯に頼まれて、ワシが直接来たのだ。」
「シュバルツ侯だと?」
領主は一瞬言葉を失った。
「何故、一貴族の頼みで国防軍が動いたのだ?」
その重い声に、ドミニール卿はたじろいだ。
(そう言えば何故だっけ?)
「だ、だからそれは、告発文がきて、王太子に依頼された
代理人という事で...」
「王太子の依頼?
そんな筈は無い。
王都の事情を何も知らんのだな、
おい貴様、騙されているぞ!」
「何だと!
貴殿までワシをー」
ドミニール卿は、ハッと気付いた。
背筋が凍る思いがして、
自分が後ろに従えている兵士たちをゆっくり振り返った。
「シュバルツを信用してはならん、
あいつはニコライ殿下をー」
その時、上の階で、激しい足音がして、キャーッという叫び声が聞こえてきた。
両者は上を見上げ、話しは中断した。
「すまん、ちょっと待っていてくれ。
様子を見てくる。」
「あ、ああ分かった。」
領主は階段を駆け登って行った。
後ろからすぐに護衛兵が
「私も参ります。」
と言い、後を追った。
52 火事
2階から今度は
ドーンいう爆発音が聞こえ、天井が揺れると、パラパラと粉埃が落ちてきた。
(あの泥棒たちだ!)
アレックスも使用人用の階段から急いで2階に向かった。
途中、窓から数人の男たちが庭に飛び降りるのが見えた。
2階の居間では悲惨な光景が広がっていた。
家族とメイドたちが血まみれで床に倒れ、
さっきの爆発の火が絨毯に燃え移っている。
その近くで、1人の男が床に油をまいて
火を燃え広げようとしていた。
「何してるんだ! やめろ!」
「何だまだいたのか!」
男は油樽を捨てると剣を抜き、アレックスに向かってきた。
「アレックス!」
親父が後ろから男を突き刺した。
男は油を含んで黒く変色している絨毯にしぶきを飛ばして倒れた。
「大丈夫か?
こいつはたぶん、シュバルツの手の者だ。」
そう言って手を伸ばしてきた親父の背後で、
刺殺されたはずの男が剣を手に、むっくりと起き上がった。
「父さん! 後ろ!」
引き攣った笑いを浮かべて、男は親父の背中を大きく斬り付けた。
親父が床に倒れると同時に階下からも
「火事だ!」
という声が聞こえてきた。
ボウッという音を立てて
絨毯の油に火が燃え移った。
倒れている親父を覆い隠すように床が燃え上がり、火が迫ってくる。
「父さん! 火が!」
アレックスは父親に駆け寄って、必死に火の粉を祓い落とそうとした。
「グアアアッ!」
服に染みた油に火が燃え移り、火だるまになった男が、剣を振り上げて2人を襲ってきた。
「うわあっ!」
「アレックス、逃げろ!」
父親に突き飛ばされて、咄嗟に後ろに飛び退くと、そこには床が無かった。
さっきの爆発で抜け落ちた床の穴から、アレックスは1階の厨房に転落した。
積んであった鉄パイプで
身体をしたたか打った気もするが、
どこか痛いとか何も感じない。
アレックスは、そのまま勝手口から外へ出ると、夢中で丘を下って行った。
53 化け物
(階上で争いが起こっている。)
ドミニール卿は、自分も2階へ行こうとした。
「うわーっ!」
領主の後をついていった、若い護衛兵が階段から転がり落ちてきた。
階段の上にはシュバルツ侯の兵士が、血の付いた剣を持って仁王立ちしている。
「やめろ、登るな。」
「ワシに命令するのか?
そこをどけ!」
兵士はニヤニヤ笑った。
「まだわかんねえのか 馬鹿だな
おまえは、オレたちをここに連れて来るためのただの道具なんだよ!」
「何だと⁉︎」
「国王の事情も、シュバルツとベリンハムの関係も、何にも知らないおまえは、うってつけだったからな!」
そう言うと、兵士はいきなりドミニール卿を突き刺した。
それをきっかけに、階下にいた僅かな護衛兵にもドミニール卿が連れてきた兵士たちが襲いかかかり乱闘になった。
「きさま-!」
ドミニール卿は、性格には難はあるが剣の腕は確かだった。
腹部に負傷しながらも、襲ってきた兵士を蹴り倒すと、自分の剣を抜き、床に倒れた兵士の首に突き立てた。
「ワシを誰だと思ってるんだ!
ワシはこの腕だけで貴族になったんだぞ、
きさまごときに殺られるか!」
首に穴が開き、そこから血をダラダラと垂らした兵士が苦しそうに立ち上がった。
首の骨が折れ、頭が妙な方向にねじれている。
「ば、化け物めー」
ドミニール卿が、今度はその胸を大きく切り裂くと、漸く化け物は動かなくなった。
さらに襲ってきた2.3人を斬り捨てると、出血している脇腹を押さえて、そのまま家から転がるように脱出した。
屋敷の中から炎が見える。
何が起こっているのか分からない。
分かったのはシュバルツに利用されたという事だけだ。
(ここにいたら殺される。)
血が流れ出る傷口を強く押さえて、人目を避けながら必死でその場を離れた。
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