地球再生プログラム とは
(SG4 宇宙防衛隊火星部隊トロヤ・イーストの戦い
で記載していた設定集から転載、加筆修正している)
【概要】
地球再生プログラムとは、列挙各国間の大規模な宇宙紛争後に、
世界政府が始めたプロジェクトで、人類が破壊しつくした地球環境を
元に戻すというプロジェクトである。
百年計画で人類のほとんどを宇宙移住させ、地球上には、ごく一部の
研究者や作業者のみが住んでおり、再生プログラムを実行している。
【実行までの経緯】
人類は地球環境を破壊しつくしており、さらに宇宙紛争によりその被害は
拡大していた。その根本問題としては、地球人口の過密問題があり、
地球に多くの人々が生活し続ける以上は、環境悪化を食い止められなく
なっていた。
この問題を解決するために『地球再生プログラム』が提唱された。
当然のことながら、生まれ育った地球を離れて、宇宙で暮らすことに
不安を持つ人々の反対も有った。
しかし、移住計画のための宇宙エレベーターの建設に数十年、
そして移住は、若い世代を中心として行われていき、地球に残る
高齢者層はいわゆる『自然減』とするという全人類の移住計画であった
ため、有権者の大部分が自分は地球で人生を全うできるという判断で、
賛成票を投じたと言われている。
【詳細説明】
かつて宇宙紛争前の地球は人口が増え過ぎて、自然環境は破壊しつくされ
数えきれない動植物が絶滅し、陸上も海洋も汚染が限界に達していた。
宇宙紛争後に樹立された世界政府は、地球環境の再生のためには、大規模
な宇宙移住計画により、地球上の人口を減らすしか方法は無いと考え、
数百年に渡って、月などへの移住計画が実行された。
宇宙移住計画と並行するように、巨大な空気清浄装置や海洋汚染の
除去装置が作られ、自動制御による大規模な環境改善のための取り組みが
開始されている。
地球環境が元に戻るまでには何世紀以上もかかると見られ、いつ終了する
のかの目途はたっていない。しかし、世界政府は多大な労力を使って、
この地球再生プログラムを実行し続けている。
また世界の各地には、動植物の再生のために、絶滅前に採取されたDNA
情報や、動物の凍結精子や凍結卵子、そして植物の種子などから、
動植物を蘇らせるための、生態系管理ドームが建設された。
そのドーム内には地球環境が破壊される前の環境を作り、小さい規模
ながらも、極地、温帯地方、熱帯地方など、それぞれの環境を模した
各ドームにおいて、かつての自然環境を再現しようとしている。
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