第3話悲しい人
土曜日が来た。僕は、君の家まで車で迎えに行った。君は白のワンピースを着て玄関の前にいた。今日は、特別な日ね と、君はすこし浮かれてた。千葉に向かって車を走らせた。あなたといると、なんか落ち着く 君はそう言って僕の方を見つめてた。俺でよかったら そう僕は言うと、君はあなたがいいのよ と、笑顔でそう答えた。でもべつに恋人同士じゃないし、ただの友達だろ? と、僕が言うと、なんなんだろうね、恋人以上って感じもするけど そう言うと、髪をかき分けて、ため息をついた。ディズニーシーに着いた。二人は、乗り物にはのらず、ディズニーショップに入った。可愛いぬいぐるみがたくさん置いてある中で、ダッフィーと、シェリーメイを君は買いたいと、ねだってきた。いいよ、 と、僕は君にダッフィーとシェリーメイを買ってあげた。君は子供の様に喜んでありがとう、と、僕をその綺麗なめを細めて笑って見つめていた。帰りの車の中で、君は、あなたが彼氏だったらいいのにな、 と突然信じられない言葉を言った。僕はなにも聞かないふりをして、ただハンドルをにぎっていた。私の彼氏になって! 駄目だよ、俺には彼女がいるからさ、同棲してるし、将来結婚しようとしてるんだぜ、無理だよ 君は少し俯いて、やっぱ駄目か と、ぬいぐるみをだきながら呟いた。君は綺麗だ、この世の中にかず少ない美女だ。でも、男女の関係にはなれない。君は僕の事を気に入ってる。僕も君のことを気に入ってる。でも男女の関係になれない何かがある。それは、何か分からない。今度、あなたの家に遊びに行っていい? いいけど彼女いるぜ! いいの彼女さんとも仲良くなりたいし、彼女さんと、一緒に、料理作ってあげる。いいでしょ! まあ彼女に聞いて見ないと分からないけどね、 じゃぁ今度の土曜日、家に行くね! 分かった、じゃぁそうするか! うん! 君を家まで送った変な事にならなきゃいいんだが。
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