第8話 学校でのそれぞれの交友
俺は、学校に着くと時哉に声をかけられた。
「昨日、珍しく休んでたじゃねえか。どうしたんだ?そして今日は機嫌がよさそうだな。今朝か昨日の夜くらいにいいことでもあったのか?」
「昨日は、熱が出ただけだよ。今日の機嫌がいい理由については、黙秘権を全力で行使する。」
「お前が熱出すとか珍しいな。何年ぶりだ?てか、黙秘権は警察が守るべきものであって、俺は別に守らなくてもいいんだよなぁ。お前も病み上がりだし、聞いてほしくなさそうだから、今日のところは勘弁しておくが。でも、何かあったなら相談しろよ?」
「まあな。2年くらい風邪はひいてないかな。心配ありがとう。何か悩みができたら、相談すると思うよ。」
「絶対しろよ!」
「わかったわかった。」
まあ、自分のことだけじゃないから、相談する可能性は低いと思うというのはここだけの話。
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その頃、葵の場では、親友の山本昭子が葵に話しかけていた。
「こないだのお礼言ってた彼とは進んだ?」
はて、昭子は何を言ってるんだ?人が翔のことを好きみたいに。まだ…違うはず…。
「進むも何もないよ。」
「何で?家、隣なんでしょ?接触し放題じゃん。」
「まあ…そうなんだけど……。」
「恋する乙女の顔をしてますなぁ。」
「進んだっていうかはわからないけど、料理はあげたよ?」
「は⁉ちょっと何それ。詳しく!」
「ゼリーしか食べないって言ってたから心配になって…。その日の残ってたロールキャベツをあげたんだ。そして、今日は昨日熱出たっていってたから朝ごはんに卵雑炊をあげたの。」
「優しっ!惚れてまうやろ。こんな娘に手料理振舞われたら。」
「そうかな///?」
顔が熱い。
「朝からごちそうさまでした。」
「?」
よくわからないことを昭子が言っているがスルーすることにした。
今更だけど、私翔くんに惚れてたの!?何で??
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