第19話
一連の流れがまるで当たり前のように行われているからなんて突っ込めばいいのかわからないし、突っ込んでいいのかもわからないけど
もしかしてあれだよね
これって思い違いじゃなければ、みんなは私のためにタバコを捨てたと
そういう解釈で間違いないですよね?
私のちょっとした行動を見ていたユイトにも驚きだけど、それを聞いてすぐにタバコを捨て始めた彼らにも驚きだ
「…え、禁煙ってそんな簡単にできるもんなの?」
なんとなく盛り上がっている(?)スウェットの話を遮って申し訳ないけれど、そろりと挙手をしてそんなことを聞いてみる
うちのサクヤさんはお察しの通りヘビースモーカーなわけであって、禁煙しようもんなら1時間で蕁麻疹が出ると言っていた。
私の前では極力吸わないようにしてくれているみたいだけど、イライラしている時や頭を使っている時は遠慮なくスパスパと吸っている
そんなサクヤさんを見てきているから、禁煙というのはとんでもなく大変そうだというイメージがついてしまっているんだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます