異世界物語の可能性

@Laimmu

異世界物語の可能性

突然ですが皆様 異世界って好きですか? いきなりこんな事をほざいて何言ってんだ となるのは分かりますが..好きですかね?


まず異世界を整理しましょうか。

私達が生きている世界とは別次元にある世界。

もしくは 同じ次元かも知れないけれど 遠く離れていて繋がりも何も無い地の事ですね。

テーマもそれぞれあって 自然が豊かだったり 街が栄えていたり ユニークな一面も感じられます。


異世界と言えばまぁ 小説 漫画 アニメ その他色々

ありとあらゆる創作で メインテーマとして用いられてます。

勿論 地球上で ドラゴンが暴れようが 貴族が暴走しようが 創作上ぶっちゃけ自由ですが、やはりそれは異世界だからこそ際立つ要素です。


異世界物語というのは 異世界で生活する主人公達を描きます。

この物語には大きく 元から異世界だったパターンと

何らかの理由で現実世界から異世界へ行った パターンがありますね。

異世界の物語を創作する上で やはりこれは最初に決めないといけません。

元から異世界だったパターンでは 異世界で活躍したり する登場人物を描き

異世界へ行ったパターンでは 転生 召喚 神隠し など 故意に、もしくは望みのままに異世界に行った登場人物を描きます。

現在この転生系 召喚系には 本当に本当に数多くストーリーパターンが存在します。

何例か紹介しますね。

・主人公が最強 チート めっちゃ強い 敵フルボッコ

・勇者パーティーを脱退

・とりあえずダンジョン

・主人公は弱いが 仲間が最強

・貴族になる

・人外に転生

・ハーレム生活

・悪役令嬢

・結婚はとりあえず破棄する

もう上げ続けるとキリが無いくらい この異世界でどう過ごすかっていう点に置いて 毎度ギリギリの これ被って無いよね論争が繰り広げられています。

容姿端麗で強くて などと好かれる要素をモリモリにしてたら キャラの主張はそれはもう強くなっていくのです。

ただ異世界物語はいっぱいあるので 好かれる要素を盛っておくに越した事は無いでしょう。

逆に元から異世界だったパターン

このパターンは前例の様な物もありつつ

少々シリアスな内容だったり 落ち着いていたり

転生に比べれば 主張が激し過ぎない事も多いです。


異世界で 誰がどう何をして何を目的に過ごすのか


ちゃんと考えれば誰もに愛される作品を創作出来るでしょう。ただやはり 埋もれてしまいがちです。

色々なアプリに掲載しようと きっとすぐにいっぱい見られるって事は無い。

それぐらい異世界物語は大量に大量に毎日毎日

更新されています。

お決まりのパターンで勝負するか

全くの新しい内容で勝負するか

それは創作者次第と言えるでしょう。

ちなみに私は新しいパターンで勝負するのを勧めます。

読書に刺さる全く持って前例の無い物語を作った時

そのパターンの第一人者はその創作者になるからです。

異世界物語と言うのは 大きな可能性を秘めています

既存の傾向に捉われない自由な発想こそが より豊かな作品を生み出します。


転生系の物語では無く 元々異世界から始まるストーリーであれば お決まりの展開へ巻き込まれにくくはなります。 主人公の視点が元々異世界なわけですから


この世界はこうなのか や 前の世界は

と言った余計な設定も不要となってくるので 異世界に重きを置いた綿密なストーリー設計が出来ます。

主人公にとってその世界は私達で言う地球の様なものですから。

異世界の概念についても考えて見てください。

西洋風 貴族世界 広大な大地

これらは固定された日本人の思う異世界という概念です。

外国の人の視点に立てば これらは地球と言ってもおかしくは無いでしょう。

スキルだの何だの使えるのはまた別です。


異世界にビルがいっぱい建っていても SFチックな景観でも 異世界と言ってしまえば異世界ですから

他視点に建って 異世界の世界観を想像してみても

面白いかもしれません。


要するに自分の想像した世界は全て異世界なんですよね。地球という世界を1%も狂わず描写出来る作家や漫画家はいないですから。

でもその中で 異世界だけど現実世界に合わせた設定です と 異世界ですよ の2つに分かれるんです。


難しい話ですが 異世界に可能性があると言うのは

この世界の作家が紡ぐ物語には無限の想像における可能性があると言う事です。

誰しもが 世界を作って行き 誰しもがその世界に意義をもたらして行きます。

作品の数だけ 異世界の数があるわけです。

誰にも読まれない作品でも 良く読まれる作品でも

異世界の拡張に一役買っています。

日本のアニメ産業が衰退していかない 寧ろ世界を巻き込んで盛り上がって行くのは

そうした世界を拡張して行く すべての作家さんのお陰なんです。





















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