ネット小説家という「選ばれし者」たちへ
さて、底辺ネット小説家の皆さん、今日も「読まれない…」「PVが増えない…」なんて悩んでますか?わかります、わかりますよ。
その虚無感、ボクも日々感じてます。跳ねないPV数、何度リロードしても感想はゼロのまま。「もうAIしか感想くれないんじゃないか…」なんて妄想しちゃうレベルの。
でも、ちょっとだけ目を覚ましましょう。今日は皆さんに一つ大切なことを伝えたいんです。
じつは……みなさん、すでに選ばれし者なんです!
え?なにそれ?って思うかもしれませんけど、これ本当なんです。
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『小説家になりたい人は多い。でも、書き上げた人は?』
まずは世間を見渡してみましょう。
「小説家になりたい」って思ったことがある人、全国でどれくらいいると思いますか?まあ適当な数字ですが(てきとーかい)1000万人以上は居るでしょう 。はい、そこらじゅうにいますよ「俺もいつかは…」「私も何か書いてみたい…」なんて思ってる人、自分で創作してみたいって妄想してる人は世間中に溢れてます。
これだけでも小説家って、夢の職種ですよね。
でもね、実際に「書いてみた」 人ってどれくらいいるかって言うと……おそらく 10万人もいないはずです。
え、たったそれだけ?そうなんですよ。ほとんどの人は「書きたいなぁ」で終わっちゃって、まず実際にペンを取ることなんてありません。
言い訳としては「時間がない」「アイデアが浮かばない」「書き方がわからない」なんてのが常套句。つまり、「書きたい」で止まっちゃう人がほとんどってことです。
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『ネット小説家デビューした時点で超レアな存在』
で実際に「書いてみた」人の中でも「書いたものを人に見せる」 ところまで行った人ってのは、なんと 1万人以下なんだそうですよ(これはネットラノベの作家数でどっかに数字出てました)。
え、そんな少ないの?って感じますよね。これ、どれくらい少ないかっていうと世のヒエラルキーピラミッドの頂点、金融資産5億以上の 超富裕層人数よりも少ないんです!
つまり、ネット小説家デビューを果たした時点で、すでに超レアキャラなんですよね。
もうここまでくると、もはや「選ばれし者」であることが明らかですよね?決して言い過ぎじゃありませんのよ。
なんとなく「書いてみたい」なんて言ってる思ってる99%の人とは違って実際に行動を起こし、ついに発信までしちゃった1%未満の人間。
それが、あなた達(おまえもな)「ネット小説家」なんですよ。
つまるところ 「なりたい」と「なろう」の間には、1000倍超の差があるってことなんですよ。やっぱりこの違いは大きいですよね。
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『棍棒一本で魔王に挑む勇者はネット小説家の鏡』
ちなみに、ボクが書いているデビュー作『【棍棒勇者】俺は、棍棒だけで魔王を倒す。【異世界で超縛りプレイ】』の主人公、実はネット小説家がモデルなんです。彼もまた、ボクらと同じように「無謀」と思われながらも 棍棒一本で魔王 に挑む、いかれた勇者です。
彼は作中でも「え、なんで棍棒?」とか「その棒ではやく魔王を倒してこいよ」って笑われるんですが、彼が棍棒を選んだ理由は、ただの「縛りプレイ」だけではなく、自分の選んだ道を信じているんです。
そして、ボクらネット小説家も、ペン一本で世間という魔王に挑んでいるようなものです。そこに合理性のある理由なんてな要らないんですよ。ただやりたいからやっている、それだけで十分なんです。
ちなみに作中で、蹂躙される人間たちが必死に抵抗する姿を笑う強者が出てくるんですが、主人公は強者に向かってこう言います。「足掻く奴を笑うな」。これは、ボクがネット小説家としての苦悩と戦っている時に生まれたセリフです。
おまえ、なにさりげに自分の連載小説の宣伝してんの?って思っちゃった?こういうことが出来るのもネット小説家の強みなんですよ〜。
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『ネット小説家〜自由と選ばれし者の強み』
ネット小説家のいいところ って、自分がつくりたいこと、表現したいことを世に出すのに「誰も審査しない」し「(バカな)上司のご意見」もいらないし、予算の都合で潰されたりしないところ。
編集者の顔色をうかがったり、上司や顧客の許可を取ったりする必要がない!書きたいことを書いて、出したい時に出せる。これって、すごくないですか?ボクらは自己判断で自由自在に、なんならセルフで広告や案件化まできる存在なんです。
これをとても肯定的に捉えると、ボクたちネット小説家は 「選ばれし者」 ってことなんです。世間では「無謀だ」「成功するわけない」と言われることもあります。でも、実際に行動を起こし、書いたものを世に出している。それって本物の勇者じゃないですか?
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結論:『ネット小説家は「選ばれし者」なのだ』
というわけで、今日はこの結論です。ネット小説家は「選ばれし者」 です。書きたいことを抱えているだけじゃなく、実際に創作し、発表するという『行動』を起こしている。これがシンプルにすごいんです。
世の中には、夢を抱えて、想うだけで終わる人が大多数です。でも、皆さんはその夢を形にして公開している。これって本当に特別なことだと思います。
だから、今日も明日も、ペン一本で魔王に挑み続けましょう。
笑われても、足掻いている姿がすでに素晴らしいんですから。
ボクたちは自由で、そして「選ばれし者」なんです。
あ、ちなみに、連載を中断していた『棍棒勇者』ですが今日から再び動き出しました。あ〜わいのことやったんか!と咽び泣きながら読んでいただければ感動倍増でございます!(※セルフPR広告)
https://kakuyomu.jp/works/16818093080189313771
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