アンデッド階層無双!
ボス部屋は普通にオーガジェネラルとオーガ達で簡単に通過した
そして21階層からは全員で進む事にしたようだね
シャルネちゃんの精霊さんも帰ったようで全快!
買い取り金は放ったらかしだな
「ここからはアカネが先頭でお願い」
「ええ!臭いからこれを皆でしてね♪ハイ♪マスクよ」
「リコの様に使うのね?」
「これは!全然臭く無い!」
「アンデッド階層はこの臭いに敗けるからこれが一番なのよ~♪」
スケルトンにゾンビとかグールは凄く臭い!死骸だもん!
スケルトンの群れが通路をウヨウヨと歩いてるが?
アカネは何気なく歩いて行くんだよね~♪
聖女オーラ出まくりだから体がホンノリ光ってるよ?
金色のオーラが通路を照らしジメジメムンムンの岩で囲まれた通路を進む
「凄いね?スケルトンが逃げてる!押し潰しあってドロップ品の山よ!」
「あのドロップ品回収は私達の仕事ね?アカネにさせられないわよ!」
勝手に逃げて潰し合うスケルトン達はジャンジャンドロップ品を落とす
宝石が多いが小さいね?魔石も混じって拾うの大変そうだ
ボス部屋で待ってるアカネと皆で中へ入る
そこにはスケルトンソルジャーとスケルトンナイトが待っていた
けど?
やはり恐れをなしてパニック状態
面倒になったのかアカネが魔法を放つ!
ホーリーミスト!
光の霧が部屋中にキラキラ舞うと
スケルトン達が全部消えて霧となる┅┅┅残ったのはドロップ品だけで何も無い!
「まぁ!これは少し大きなダイヤね♪」
「宝箱は無かったね?」
「つぎに期待しましょ♪」
次はゾンビとグールその次はマミーとワイト┉┅オールキャストか!
そしてレイスがスケルトン達と混じる階層を難なく進む!
25階層でリッチとレイスの出現!
リッチ!手強い!
でもアカネの前になす術もなく消える去るゴースト王のリッチ様┅┅宝箱ありがと♪って?
25階層でアンデッド階層が終わると思ってたら26階層も?
「おかしいわよ!なんでここも!」
「アンデッド階層は25階層で終わるのよ!絶対おかしいわよ!
用心して!」
不穏な空気が漂う26階層!
何が出るのか!
今までこのダンジョンに無いアンデッド階層!
良いのか?正しい事なのか!
アカネ狙いなのかぁ~!
今までと違いスケルトンとかゾンビとかのザコは全然いない
それに広い空間?暗くなくて光る水晶?が方々に生えてる
「明るくて臭いも無いよぉ~」
「マナミちゃん?敵は?」
「魔物は見えないですぅ!でも!嫌な感じですぅ!背中にビリビリ感じますぅ!」
「またリッチとかのゴーストかな?」
「とにかくアカネの後ろに固まって!」
すると奥から馬に乗ったのが来たぁ!┅┅┅えっ?デュラハン?
頭を腕に抱えて真っ黒の鎧!
デュラハンだぁ!カッコイイ!
『来たのは小娘か?』
「あら?話せるのね?そのぉアナタは頭を┅┅死んでるのよね?」
「デュラハン!デュラハンよぉ!殺される!もう駄目ぇ!」
「あれは駄目よ┅ここまでかしら┅」
「デュラハン 無敵! 剣士の豪傑」
「そうなんだ?頭なしで良く喋れるわね?器用~♪
黒光りの鎧ってカッチョイイ!
顔は見せてくれないの?」
「あのお馬さんもカッコイイですねぇ~♪それに大きい!欲しいですぅ~♪」
「でも強敵みたいよ、ほら?アンネさん達ビビってるしぃ~
なんか諦めてるわよ?」
『フッ┅我を無視か!面白い!それは余裕と見た!ならば目に物を見せてくれよう!』
「ハイハイ!どんな目?顔が見たんだけどねぇ~♪」
いつの間に!デュラハンの横で魔法杖を向け放つリコ!
シャドウバインド!
影の黒い腕か何本もデュラハンを襲う!
いきなり現れ襲われるデュラハンは交わしきれず馬から落ちてた!
『いきなりとは!礼儀を知らん小娘なのだな?闇と影か┅┅
小娘!まだ使いこなせん様だな!こう使うのだぞ!』
シャドウバインド!
同じ魔法!しかし腕が大きい!
リコを襲う!覆われる!
アカネが直ぐに!助ける!
セントライト! ビカァ!
影の腕は一瞬で消えた!
アカネがミスリルソードで斬り込む!それを受け跳ね返すディラハン!
何度か打ち合い音がこだます!
『フフ剣の腕は無い様だな?
しかし我の剣を交わすは褒めてやろう!しかし┅┅聖女とは┅』
「褒めてくれてありがとう♪
でもアナタの頭は良いのかな?
遊んでるわよ」
リコがマナミちゃんと頭を蹴り合ってます!
「これならどうかなぁ~」 ガン!
「負けませんよぉ!エイ!」 ガーン!
ケマリじゃ有るまいし!
『なにをしとる!何故じゃ!
何故蹴れるのだ!』
「だって空兜?でしょ?」
『あれは凄く重いのだぞ!
ヒト族に持てる筈が無いのだ!
それを蹴る?あり得ぬのだ!』
「そんなのどうでも良いわよ!
消すわよ」
『待て待て!聖女よチト話をせぬか?どうせソナタには敵わんからな?』
「そうね┅話そっか♪面白そうだもん♪リコ!マナミちゃん!その頭を持ってきて!」
「「ハ~イ!ホォ~イ♪」」
『なっ?軽々と持ちおったじゃと?そこの娘!代わりに持ってみよ!』
アンネさんが恐る恐るマナミちゃんから受け取ると┅┅ガシャン!
「ヒャア!重い!腰が!腰が!」
『あれが普通じゃよ┅┅
ソナタ達3人だけが違うようだ
では聖女よ悪いが我を消す時には浄化をしてくれんか
この呪いを解いてくれる者をずっと探していたのだ』
「呪い?それで頭無しなのね?」
『フフフそうでは無いがの 我は元々ヒトじゃ 首を斬られ死んだが呪いでこの様だ
何百年もこうして冒険者を狩り浄化出来る者を待っておった
この先にはダークナイトが控えておるしボスは我に呪いを掛けたドラゴンじゃ』
「ドラゴン?へぇ~初めて見るわ、ダークナイト?闇の騎士?
アナタも騎士よね?」
『騎士だが剣聖だったからな
邪悪なドラゴン討伐でこのザマだ
ソナタの名を教えてくれんか?』
「私はアカネ!カツラギ アカネよ」
『┅┅┅異界の勇者か?
そうであったか┅┅ならばあのドラゴンも倒せような┅
そこの2人も異界の勇者だな
ククク┅ダークナイトは大きいが知能は無い そこの2人で十分倒せる ドラゴンを倒すのだ
聖女の力を使い消しておくれ
頼む!』
「ウフフ♪頼まれた!」
『そうか!そうか!カッカカ!
お礼にこの剣を授けよう
ソナタが持てば嘗ての聖剣となるじゃろう では浄化してくれ』
「うん!ありがとう!じゃあ浄化するね?┅┅神聖浄化!」
『おお!聖なる浄化じゃあ!┅┅ありがとう!┅これで┅自由じゃ┅達者で┅な┅』
ハラハラと静かに消えて行くデュラハン┅┅
アカネの手には彼が持ってた剣
漆黒で反り立つ剣は物悲しく光ってた┅┅そして
「あれ!なんだか光り出したよ!金色!┅えっええ!」
剣芯から光だし全体に光る!
そして漆黒から虹色の刃となる!
綺麗なツカには細かい装飾!
サヤは豪華ではないが厳かな感じの装飾で深い藍色が綺麗だ!
「聖剣! 持ち主を選ぶ剣 アカネを選んだ!凄い!」
「良いな!アカネばっかし!私も欲しいよぉ~!」
「じゃあこれは?デュラハンさんが落としてくれましたよぉ」
ドロップ品なのか?漆黒の玉?
「┅┅スキルオーブ!それも!ネクロマンサー!」
「ネクロマンサー?なにそれ?」
「死霊術 死んだモノを操る術 死霊使い」
「スキルオーブだから獲得出来るのよね?」
「リコの為のスキル 他の2人は獲得できない 私も欲しいスキル」
「じゃあ遠慮なく貰うわね~♪エイ!」
«スキル ネクロマンサーを獲得しました»
「やったぁ!これで幽霊使い!
ホネホネもよね?エヘヘ♪便利ぃ~♪」
「ねぇ?あれはリコに与えたら駄目な奴じゃない?」
「ウンウン!絶対ヤバイ!」
「また女王とかなったら滅茶苦茶よ!高笑いで軍隊作るわよ!イャァ!」
確かに!ヤバイ!あの調子で死霊を使ったら┅┅国が滅ぶね!
アカネは聖剣に名前を付けた
『聖剣 ウィルドム』
あのデュラハンさんの本名だって
ウィルドムさんは王国騎士の英雄で剣聖の剣術でこの国を守った凄いヒトだったらしい
奥のドラゴンには敗けたけど今でも英雄として王国で称えられてる
ダークナイトをまるで赤子を捻る様に倒し先を進む3人!
最早無双状態!┅┅冒険者達は?
「勇者って凄いけど怖いわね」
「でも魔王を倒すんだからあれくらいなのよ」
「他にも3人男勇者よね?その子達も凄そうね?」
「勇者 賢者 拳聖らしい」
「本物の勇者はどんなかな?」
「この国大丈夫なの?リコみたいならヤバイよぉ!」
「「「「「確かに!」」」」」
もう滅びかけてるけどねぇ~♪
「あれね?少し違う感じ?」
ググゥグワァァアア!ビシャア!
ドラゴンゾンビ!
カラダか毒で溶けて様な姿!
骨に皮を纏い毒を吐くドラゴン!
巨体!20m!魔法障壁で魔法無効
物理攻撃も毒で難しい!
どうする!倒せるのか!
「あれは面倒ね┅」
「毒が邪魔ですぅ!魔法も効きませんよぉ!」
「リコ?マナミちゃん?アナタ達はアンネさん達と一緒に!アレは私が倒すわ!
ウィルドムさんと約束したからね!倒して町に戻りましょ!」
グハッァアア!ジュルジュゥウ!
毒で辺りは煙りが立ち込める
硫酸?塩酸?岩や土が溶けドロドロ!
しかし!アカネは怯まない!
金色のオーラを更に輝かせ魔法を放つ!
神聖魔法セントエジェクション!
セントミストラル!
聖なる排出と聖なる冷たい風!
みるみるとドラゴンゾンビの姿が吹き飛ばされハラハラと消えて行く
ミストラルの風は辺りを浄化してドロドロの地面は綺麗になった
明るくなった空間に陽の光りが差し込む!
「終わったね」
「なんか寂しい感じ┅」
「呪いとか虚しいですぅ┅」
ドラゴンがいた場所に魔法陣が現れ光ってる!
「転移の陣よ!」
「急ぐ!ここが崩壊!速く!」
「みんな!急いで!ここ潰れるらしいわよ!」
キャァ!キャァ!言いながら陣に収まる8人!
モネモネちゃんはしっかり宝箱を掴んで離さない!┅┅大きいのに
マナミちゃんが素早く収納!
モネモネちゃんはマナミちゃんにしっかり抱き付いてる!
大好きだねぇ~♪
シュッ! フワァァアン~
ガヤガヤ┅ペチャクチャ┅
「入り口みたい┅」
「帰れたぁ~」
「ダンジョンはお仕舞い!明日から旅よ!」
「それねぇ┅私達とどう?」
「アンネさん!良いの!」
「「「「「是非とも!」」」」」
「やったぁ!嬉しいよぉ~!」
「モネモネちゃん!一緒よぉ~!」
「マナミ離さない」
それは違うかと?
冒険者ギルドへ報告と買い取り金の精算、それとドロップ品を売却に全員で向かう
モネモネちゃんはニコニコでマナミちゃんと手を繋いで歩いてる!
カップルかよ!姉妹?
マナミちゃんは165cm
モネモネちゃんは155cm
ふむ?姉妹だね!
「シンシアさん!戻ったよ!」
「ああ!お帰りなさい!買い取り金の精算できてますよ!」
「うん、お願い!」
「それとドロップ品を売るわよ」
「それは向こうでお願い、これが精算金よ!ハイ!」
大きな麻袋?これがお金入り?
重い!幾らだ?
「えっと┅白金貨12枚、金貨630枚、大金貨20枚で後は銀貨とかです」
「そんなになったの?アレが?」
「大迷宮の品は元々高いんですって、それに最深部の品ですからねぇ~一番高いのがネックレスでしたね、白金貨5枚ってどんだけ!です!」
「そうなのね?まぁ良いわ」
それからギルマスの部屋で事の始終を話し調査隊を送るらしい
ドロップ品が多すぎるから明日迄に精算出来る量と品をお願いして宿へ戻った
「ねぇ?馬車だけど狭くない?荷台を買い換えとか出来ないの?」
「出来るわよ、あの馬車は急拵えの馬車だからね、大金入ったから馬も買い換えたら?」
「うん!そうしましょ!どこで売ってるの?」
それでアカネとダーマさん、アンネさんの3人で専門の馬車屋?さんへ行ったけど?
馬厩舎とかで販売してるんだ!
荷台は貴族用とかの豪華な飾り付きとか色々~♪
「ん?これが良さそうよ、頑丈で大きい┅中も広いわ」
「これなら馬を選ばないと駄目ね
重そうよ」
「こっちは?同じ仕様でもっと大きいよ?それと中は何も無い♪
イスとか要らないから」
「座席無し?大丈夫?流石に大き過ぎない?」
「ソファーとか入れたら良いでしょ?この広さなら5人は寝れるね?ウフフ♪」
「アカネがお金を出すから良いならそれで良いわよ」
「これに決めた!後は馬さんね♪」
「好きなのを選んだら良い、向こうのは駄目だよ、言う事を聞かないんだ、良い馬なんだがね」
「ん?あの馬?ちょっと良いかな」
その駄目と言われた馬の側へ行くアカネ┅目と目が合うとブルゥウ!?
«足を痛めてるの?»
«?┅挫いて痛い┅»
«治してあげるね┅どう?»
«痛くない!それにとても心地よい┅好き♪»
懐いたようだね~♪流石聖女様!
そんなでその駄目と言われた子とツガイの子を買い凱旋した
「それにしても驚いたわね?あの馬凄く懐いてオヤジさんビックリしてたわよ」
「問題児だったって、それにね?あの馬スレイプニールと言う軍馬だって♪凄く賢くて強いらしいよ、それを買えたの凄いわ」
「ツガイ?夫婦みたいで買えて良かった♪」
はぁ~2頭のスレイプニールを買って大きな荷台!頑丈だけど!
何やら企むアカネさん!
鼻歌で家具屋へ向かうのは?
そしてソファー購入!荷台にしっかり固定して他にもテーブルやらベッド5台購入!イスも買ってニコニコ♪お店のヒトもニコニコ♪
2人はゲッソリ~
「アカネ?アイテムBOXはなるべく隠したが良いのよ?
収納関係は不味いのよ」
「マジックバッグとかも?1つ持ってるわよ」
「上手く使うのよ?隠しながらよ!良い!」
そうなんだ?勉強になるね♪
アカネさんはこうしてこの世界の常識を学んで行ってる
リコにも見習って貰いたいものだ!あれが一番非常識だから!
馬車も用意した!所持金も増えた!増える!
旅の仲間も変わらず!そして経験値と装備品も獲得!スキルも!
順調!さあ!探しの旅が再開!
ホント楽しそうだねぇ~♪
この先も安心して良いだろう
でも暗部は追い掛けて来てるけどねぇ~
問題無いだろうね?強いから!
リコの暴走の方が問題だよ!
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