プロローグ Ⅱ

でも俺ってなんで死んだのか?

モタモタと生徒会室を出なかったからか?わからん!くそっ!


『タチバナ ヒカル君でしたね?17歳 では転生とは新しい母親のお腹へと送るのですがそれで良いかしら?』


う~ん今更赤ちゃんからってのはなんか嫌だな、新しい母親かぁ┅

でもそれが普通なんでしょ?


『そうよ 転移はそのままの姿で送られ生きていくの

転生は魂を送り新しい命として生まれるの 輪廻転生って知ってるでしょ?』


うん、知ってるけどこれから行く星へはその輪廻転生は当てはまらないでしょ?

同じ星をぐるぐると輪廻するから転生する命は同じだけど違う星へは転生しても輪廻からは外れる?ですよね?


『そうよ だからアナタの場合は記憶がそのまま残りアナタの命のままに育つの

転移者は上手くすれば元の世界へ戻れるけどアナタは戻るなんて無いのよ?死んじゃったから

送られた星の命として生きてその星で輪廻転生を繰り返す事になるのずっとよ

私の星は地球程文明も文化も進んで無いけど魔法が使えるわよ

それに自然豊かで綺麗な星よ♪』


まんま異世界ファンタジーだな

でも自由に好きに生きられるなら悪く無い


『ウフフ♪アナタにお似合いの星かもね? でも魔物とか住む世界よ?大丈夫?』


その為に能力とか付くんでしょ?

召還されたアイツ等は凄い能力を授かったんだろうな┅┅


『気になる?ならば時間軸をずらして赤ちゃんが17歳になる頃にお友達が召還される今に合わせましょうか?

アナタが17歳になったらお友達が召還されて来る そうすれば今と変わらないでしょ?』


そんな事も出来るんだ?凄いな神様って┅┅

じゃあ俺は17年間その世界で過ごし経験してからアイツ等と会えるんですね?


『そうなるわね でもアナタは名前も姿もあの星の住人よ?

彼等には全然分からないわよ?

記憶は残るアナタは分かるけどね』


そうかそうなるのか┅┅

でもその方が却って良いかも?

俺が死んだなんて知らないだろうし、困ってたら自然と助けられるよね?


『優しいのね それじゃあ何か願いとかある?』


そうだね┅┅多分貴族とか身分制度の世界でしょ?

だったら貴族は嫌だな、それと差別が少ない穏やかな所が良いな


『能力は?特別な力とか欲しく無いの?』


そんなのはお任せしますよ

どんな世界なのか知らないのに有れや此れやと言ってもしょうも無いから

別にチートじゃ無くて良い無事に生きて行けたら良いから


『欲が無いのね?』


人並みに欲は有るけど分相応ってのが似合ってる

自由でのんびり暮らせたら良い


『分かったわ 思った通りアナタは面白いのね 任せなさい!悪い様にはしないから

創造神様も言ってたでしょ?

好きに生きたら良いわ その為の事はちゃんとしとくからね

では!送るわね!教会へ行くと会えるから 元気で!』


教会だね?必ず行くよ!

色々とありがとう!生きるから!精一杯生きて生き抜くよ!

ありがとう!



◇□◇□◇□◇□◇□◇□



『しかし何故じゃ?選ばれし者の召還は失敗なぞ起こりえぬのじゃが?何故死ぬのじゃ?

そしてどうしてこの神域へと来れる?

ここへ来る魂はそれこそ特異なる魂だけ┅┅タチバナヒカルのぉ?タチバナ┅┅もしや!リターニャ!リターニャはおらんか!』


『ハ~イ♪なんでしょう?』

『調べて欲しいのじゃがな?アフロディアが世話しとる転生者の事じゃ』

『ああ~あの子ですねぇ?

ウフフ♪召還陣に挟まり死んじゃったんでしょ?

凄く珍しいですよねぇ~♪

普通は弾かれ残るか召還されるのに陣に取り込まれるなんて不思議な人間ですよねぇ?

えっと┅┅あの子はタチバナショウとタチバナサクラの子孫ですよ』


『ショウとサクラじゃと!┅┅

あの子がそうなのか┅

これはイカン!直ぐにアマテラスと連絡せねば!儂がヤバイ!

不味い!不味い!かぁ!失敗じゃあ!アフロディア!頼んだぞぉぉぉおお!儂を殺すなよぉ!』


『ウフフ♪慌てちゃって♪

アマテラスにペンペンされなさい!フフ♪でもあの子┅┅

可愛いよねぇ~♪私もアフロディアの所へ行こっと♪

他も集まってるしねぇ~♪

久々の推しの子よぉ!アハハ!』


数奇な運命と巡り合わせで命と魂が交差する世界

異世界と言われるファンタジー世界に落とされるヒカル

創り話しと違う現実世界がスッポリ当てはまるなんて思ってもいないからどうなる事やら┅┅



『アフロディア?私達もお世話するわよ?』

『儂もじゃ!久しぶりに旨い酒が飲めるやも知れんのじゃあ!』

『ウフフ♪可愛いわね?私が目一杯美しくしましょう!』

『この魂の力!私の実験に使っても良いわよね?ねっ?』

『面白い子ね?ガルーダ様が直々にですって?アフロディアズル~イ!ここは私が!』


『オ~イ!私の推しの子よぉ~♪』

『『『『『推しの子!』』』』』

『そうよぉ~♪断然推しよぉ!

あの子ねぇ?ウフフ♪なんと!ショウとサクラの孫なのよねぇ~♪それにあの目!可愛いわよねぇ~♪』

『リターニャ?それは本当なの?それならアマテラスが黙っちゃいないわよ!どうするの?』


『ククク!だからぁ~ガルーダ様が謝りに行ったわよ♪

あれは只では済まないわよ?

まぁ死にはしないから♪腕の1本か足の1本は失くなるかもねぇ~』

『それで済めば良いけど?じゃあ考えを変えなくちゃ!

あのね?コショコショコショ┅┅┅』


何やらヒソヒソと話し合う神々!

ショウとサクラとは?

何故アマテラスが創造神より強いのか?

ヒカルの爺さんと婆さんの正体とは?そしてヒカルとは?




◇□◇□◇□◇□◇□◇□



うん┅┅こりゃ?パチクリ┅┅



「可愛い男の子ですよ!」

「はぁはぁ┅┅この子が私の┅┅」

「サリーヌ!サリー良く頑張ったな?俺達の子だ!ありがとう!」


ん?この女の人が母さん?凄い美人だ!まだ若いねっ♪

そして父さん?ヒャア!イケメン!でも┅┅外人さん?

2人共髪が金髪!鼻も高い!

このオバサンが産婆さんかな?

変な顔してるけど?


「大丈夫かしら?全然泣かないわね┅┅」


あっ!声を出してない!えっと?オギャだったかな?


「オギャ!オギャ!」

「ああ!良かった!やっと泣いたわ!死んじゃうと思ったわよ」


えっ?泣かないと死ぬのか?ヤバイのか?そんなぁ!


「名前は決まってるのよね?」

「ああ!名前はライトだ!」

「ライト?ラインハルトじゃ無いの?」

「ラインハルトだよ?でも呼び名はライトが良くないか?」

「どうして?」

「明るい子になって欲しいからさ」


ライト?ラインハルトが正式なのか┅┅ヒカルだからライトって?

安易だろ!


隣の女の子はお姉さんかな?

5歳かな?


「ライト!私の子ね!お姉ちゃんがよしよしするからねぇ~♪」

「まぁ!リアナは良いお姉さんね?これから優しくしてね?」

「うん!母さん!ありがとう!私に天使を贈ってくれて!」

「天使┅┅そうね?とても可愛くて綺麗ね?でも男の子よ?女の子じゃ無いのよ?」


「┅┅┅男の子?ウソ!こんなに綺麗なのよ!私をからかってるの?じゃあ証拠!┅┅あっ!有る!父さんと同じのが┅┅」

「ウフフ♪ねぇ?男の子でしょ?」

「うん┅┅有った┅┅でも硬いよ?」

「えっ?ホント?どれどれ?┅┅あらぁ!これは!どうして!」

「サリーちゃん?この子将来女泣かせになるわよ?有望ね♪

赤ちゃんで硬いのは英雄になるって言われてるのよ

英雄色を好むって知らない?」


「じゃあ何人もお嫁さんを?」

「決定よ!だってほら?こんななのよ?ウフフ♪」

「これがケントなら良かったのに┅┅┅」


イヤイヤ!母さんご不満なの?

父さん?頑張って!


「サリー!それは無いだろ?あんなに愛し合ってるのに!」

「ウフフ♪どうだがねぇ~♪

リアナが来てから5年よ?

それまでに何にも無かったわよね?次は何年後かしら?」


どうやら精子が薄いのか?弱いのか?フニャなのか?

残念!ケント父さん!


ルイリバル辺境伯領地の田舎町

オーストン 静かで平和な町で住人も穏やか、他種族が多く住む

近くには【死の森カンダル】が拡がる自然豊かな地

当然魔物やモンスターが多く冒険者の町とも言われてる


ケント・ダルトン 32歳 ヒト族

元A級冒険者 騎士爵位1等

引退して実家の農家を継ぐ

農家と言っても大地主で先祖が開拓した広大な土地を所有する大農家、準男爵でもある


サリーヌ・ダルトン 29歳 ヒト族

(ハーフエルフヒト寄り)

元S級冒険者 ケントとは同じパーティーで仲良くなった

彼女はハーフエルフだが耳はヒト族と同じで種族もヒト族となってる、これはハーフエルフがヒト族と婚姻を繰り返したから血が薄くなった結果

ヒト族だがエルフ族の美貌は受け継いでる、娘にも┅┅?


リアナ・ダルトン 5歳 ヒト族

長女 エルフの血を受け継いだ美少女 後にブラコンとしてライトに夢中!そして嫁となる


ラインハルト・ダルトン 0歳

ヒト族? タチバナヒカルが転生した姿


裕福な家庭に生まれ落ちたようだ

そして両親は元冒険者で実力者

辺境の地で伸び伸びと育つ

そして何故か女性に好かれモテまくり!年齢は問わず好かれ捲ります!

特にお年寄りには大人気!

おばちゃん達も夢中なんだなぁ~


神様のお節介で超美貌の持ち主!

誰も男の子とは思わない程

幼少期から少年期は誰もが銀髪の美少女と思ってたのだよん♪

母親のサリーヌも彼に女の子の服を率先して着せてたからねぇ~♪

リアナと美少女姉妹と評判だったのだ!エッエェェェエエ!だよ!


「サリー?良い加減ライトに女の子の格好は辞めないか?」

「良いじゃない!ライトは凄く可愛いのよ?変に男の子だと知れたら襲われるわよ?

あの子は大きくなる迄は女の子で良いの♪みんなそう思ってるじゃない?だから大切にされるのよ」


「しかしだな┅┅アイツはそれで良いのか?」

「良いの!頭が良くて天才なのよ?3歳で本を読んで魔法も使えるのよ?それに剣術も筋が良いんでしょ?」

「ああ┅┅あれは才能だな、次に来る剣筋が見えてる様に交わす

体が小さいから力は無いが末恐ろしいよ」


フッフフ!3歳では無くて1歳から本は読んでたわ~い!

魔法もだよ?原理を知ってるからイメージで出せた

それに女の子スタイルだと我が儘が言えたし誰でも優しくしてくれる、町や村のヒト達も優しくて何でも出来た


そしてお姉さん達!冒険者のお姉さん達は俺を良くお風呂に連れて行くんだ

冒険者姉さん達は俺が男の子だと知ってるけど女の子扱い

しっかり俺のニャンを持て遊ぶ!

この硬いってのが問題なんだが?

なんで硬いんだ?


「ライトちゃんのコレ!硬いのよねぇ~♪それに立派!」

「まだ3歳なのにこの大きさは将来凄いわよ♪後10年も待たなくちゃ駄目なのよねぇ┅」

「違うわよ!お父さん似で背が高いのよ?きっと8歳でも致せるわよ」

「そうよね!8歳ならやっても文句無いわよね!」


イヤイヤ!それは駄目だろ!

幼児虐待だぞ?

8歳で不純異性交遊とかあり得ねぇ!コラ!咥えるな!


オモチャ扱いだがとても満足!

だって色んなおっぱいを堪能出来るんだぞ!お尻も!アソコも┅┅


この世界のヒト族は体毛が無い!

無いんだ!ビックリした!

だからツルツルでツルン!なんだよ!それと男のアレは凄く貧弱!

なんで?と言われたら子孫繁栄を優先したからだとか?


三擦り半が定番で数打ちゃ当たるとかなんとか?

とにかく早い!早漏ですか?


確かに母さんが言う様にケント父さんのアレは小さい┅┅

でも標準よりマシだとか?

人差し指程度の太さと長さ┅┅

地球の西洋人のを見たらきっと倒れるね!


女性も快感とか疎くてそんなもんだと常識になってる

日本のエロAVを見せたろか!

N'TRとか知ったらどうなる?


性知識が低いのは多産種族だからなのか?

お腹が大きい女性が多いのも頷けるんだよねぇ


そして男1に対して女4から5の割合で女性が未婚ってのが多い

だから一夫多妻は平民にも採用されて2人とか3人も嫁を持ってるのが居るんだなぁ~♪


女冒険者達は結婚より交尾優先でアレだ!フリーセックスな生活を送ってる

パーティーでもカップルだらけでダンジョンのセーフティエリアでもアッフンしてるらしい

けしからん!


男天国のこの世界で幼い時から女性達に教育されてる俺はどうなのかな?このままだと誰かに犯されるんじゃあ?

ショタ好きなのか!ショタ!

8歳でDT卒業って良いのか?

駄目だろ!


妹のリアナもおませさんで今は8歳なのに色気付いてる

発育が良いのも異世界だからか胸が異様に大きい┅┅Eカップ!

身長も160cmと高く最早8歳には見えない!

お尻も安産タイプのプリプリ!


姉と言うのもあって風呂にベッドにと何時も一緒┅┅

だから彼女の体は隅々まで知ってる

性感帯も知り尽くしてベッドでは撫で廻し触りまくり反応を楽しんでるよぉ~♪


でも近親相姦なんて犯しません!


青い果実のおっぱいを堪能する毎日、彼女も発育途中の俺のアレを堪能して弄ってる

そりゃキスもしょっちゅうだよ

ディープキスもねっとり┅┅

良いのかねぇ?


仲良しの姉と弟!否!妹が手を繋いで歩くと人だかりで┅┅もう嫌!


5歳になると魔法と勉強の家庭教師が付いた

魔法は宮廷魔術学院卒業の冒険者

勉強は王立学院教師を引退したお爺ちゃん┅┅まだ50台だって


この世界は1年が480日で1ヶ月40日、1週間が10日、24時間が1日の時間

町の識字率は30%と低い

平民が多いからだが冒険者も勉強しないんだよねぇ

辺境伯領地でも識字率は低く42%だって、だから町に学校を作るみたいだよ


父さんに駄々を言って町に学校をお願いしたからだ

子供にとても甘い両親で助かる

リアナと一緒であんな事やこんな事をしても叱られない

叱るのは何時もドアーフの使用人で鍛冶の達人


父さんが冒険者の時に魔物から助けた縁で住み込みで働いてる

鍋や食器とか日用品とか調理器具とか修理や制作

畑の管理とか家周りの事は全部!


「こりゃ!また森の近くへ行っただろ!何度言ったら分かるんだ!今度行ったらゲンコツだぞ!」


「「ハ~イ!ごめんなさい!」」


このガンプ爺は怖い顔だがとても優しい爺さん、それに色んな事を教えてくれる

まぁ酒には目が無いけど鍛冶仕事とか細工物とか教えて貰ってる




「アッア~ン♪ライト┅それは駄目┅お姉ちゃんなのよ┅┅おっぱいだけよ┅舐めたらイヤァ~ン」

「お姉ちゃんここ凄く濡れてるよ?指でこんなにしたら?どう?」

「アッア~ン!駄目よ!でも辞めないで┅アッ!良い!でも┅駄目ぇ~」


8歳の女の子が快感に痺れてます

それもこれも性知識豊富のボクがアレやコレや仕込んでるからぁ!

そしてリアナは血が繋がってない姉と知ってるからだよ?


リアナを誰にも渡したく無いと思ったのは3歳になってから┅┅

知ってしまったんだ!

エルフ国から逃げて来た母さんの伯母の子供だって┅

ハーフエルフだからと迫害され殺され掛けて逃げて来たんだ┅そして伯母は死んだ

同族なのになんでだよ!


リアナを実の子としてケント父さんと母さんが育て俺の姉となったんだ!


彼女は夜遅くトラウマだと思われる恐怖に震え泣いてる

そんなリアナを知って絶対に守ると誓った!

そして将来嫁にすると決めたんだ

その事を母さんは薄々感づいてる


3歳からずっとリアナの事を守って来たのは俺だから!

彼女に意地悪するガキ大将を隠れて魔法で痛めつけた!


意地悪な女の子友達とかも恥を掻かせたんだ、大勢の前でマッパとかね~♪

風魔法でチョチョイのチョイだよ

発育良しのおっぱいとか皆喜んだね!すげぇ泣いてたけど?

リアナを苛める奴は許さん!


きっと俺の初体験はリアナだと確信してる

お互い好き同士だし彼女も俺に抱かれたいらしい┅┅待ってて!


そして今日も2人で秘密の森へと入って行く!

精霊と妖精が集まる池へと!



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