騎士ライアンと悪魔リリアの命の契約の物語。自分の命を掛ける程お人好しのライアン。人間になりたい優しい悪魔リリアの葛藤が読んでいくほど分かります。結末がどうなるのかが気になる作品です。是非手に取って見ては如何でしょうか?
描写が綺麗!ライアンの退屈と気怠さが、空を見上げながらの描写に表れており、読み手も騎士団の日常に入り込んだ気分になります。団長との会話では、ライアンの反抗的で飄々とした性格が垣間見えました。団長の言葉が、ライアンに「自分の誇り」を考えさせるきっかけを与え、物語の方向性を暗示させる一方、果たして「変な物」が降ってくるのか気になります!