スペシャルラブ 6
第42話
――――……
「諏訪マネージャー色々手伝ってもらってすみません。」
「いいえ、各部署をフォローしていくのが自分の仕事ですから。」
浜崎部長は医薬研究の部長をしている。
だから、
俺は接点を見つけてはそこへ掛けつけていた。
かといってそんな事をしている余裕なんて自分にはなかったのだけど。
「浜崎部長、敬語は止めてくれませんか?」
そう言うと彼は少し躊躇するような表情をした。
「たとえ貴方が私より年下で子どもと同じ年頃であっても立場が全く違いますからね。」
とても律儀な人で、浜崎沙良と何らかの関わりが欲しいと思う俺に彼は他の社員のようにはなかなか扱ってはもらえなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます