第26話

……二人でキモチ良く?


ああ、アタシリオと最後までしちゃうのかな。


リオの左指がアタシの太腿を滑る。

その感覚が身体の中をゾクリとさせた。


彼はどんな風に女のヒトを抱くのかな……。


それを知りたいと思った。


もう、このまま委ねちゃおうか。


そんな事を考えていたら、



インターホンが鳴った。


それでアタシ自身が我に返る。



「あっ……誰か来たみたい。」



「……出る気?こんな状態で?」



……リオは呆れたように言った。

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