第21話
「夢でしたか?」
「…はぁ、はぁ、夢では…ありませんでした、」
凄い、イッてしまった。
会社で!!
「電気つけようか?」
「ま、待って下さい!着替えを。」
アタシは散らばっている服や下着をかき集める。
なのに水沢さんは言う事を聞いてくれなくて
あかりをつけた。
「わっ、ま、眩しいですっ、」
アタシが目をつむると
水沢さんはアタシに服を順番に着せてくれた。
「あ、ありがとうございます。」
「まったくだよ、社内で俺を盛らせてさ、」
「アタシのせいなんですか?」
「他に誰がいるんだよ、」
そうは
思えませんが。
「さむっ、何か飲んで帰ろう」
水沢さんは自分の身なりを整えると、アタシの手を引いて用度室を出た。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます