第3話 妹を探しに

ミロの妹は、ミロと出会った公園近くに住む斉藤という一家と暮らしているはずだった。

それが斉藤一家は引っ越したのか今は違う家族が住んでいる。


「ミロ、私も妹を探すわ。モフモフを。」


「え?モフモフ?まぁ、モフモフかな?ここでは、、、」


ここでは、、、という言葉に少し引っ掛かったけれど話は続いて

「ところで、ミロって名前は何」って聞かれて

小さい頃から好きだった飲み物の名前って言うとフフッとミロは笑った。


ミロの名前はミカリス・ミロー。ちょっと、かすってるよね。すごい、私。


「ミロでいいのかな?えっと、私はモモでいいよ。」


「わかった、モモ。ミロでいいよ。」

モモって言ってくれた、、、ありがとうございます。ミロ様。

すっかり気分はミロの下僕となっている私だけれど、ミロの為に何とかしてあげたいという気持ちでいっぱいだ。


明日は日曜だし、明朝から早速ミロの妹の捜索活動を始める事にした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る