第9話魂の一太刀Ⅰ

イリオの声がしたのでそちらを見るとギルドメンバーがそこに居た。「お前タナトスなのか?気配が違うぞ。」とイリオが言うので「僕は変わってないよ。そんな事よりモルス·ウェルミスを討伐するよ。」と言うと「ああ、ところでタナトスがモルス·ウェルミスの角を破壊したのか?」とイリオが続けて言うので「角を破壊したのはネオだよ。モルス·ウェルミスの皮膚が思った以上に固いから気をつけて。」と僕が言うと「報告感謝する。改めてモルス·ウェルミスの討伐を開始する。まず魔法隊もう一度やつの動きを封じさせろ、斬り込み隊とタナトスでやつの腹を攻撃、我々撃破隊はやつのもう一本の角を破壊する。それぞれ動け!」とイリオが指揮をあげ動き始めた。

「スキル:ソーマスラフギダ」と魔法隊が唱えたのを確認すると夜桜が「斬り込み隊私に続け」と先陣をきって夜桜は剣を抜き斬りかかると同時にモルス·ウェルミスが鎖で縛られた瞬間「満開·桜花爛漫乱れ咲き」と桜刀が大量に出現してモルス·ウェルミスの腹を斬りまくり遂に分厚い皮膚を斬ることに成功してそのあと「スキル:ダイナミス」とノアールが九十九と雪華にスキル上昇のバフをかけて「黒吹雪の太刀」と九十九と雪華の斬擊がモルス·ウェルミスの斬れた腹部に当たりモルス·ウェルミスは尻尾で封じていた鎖を壊し勢いよく土に潜ったので「イリオ、モルス·ウェルミスがそっちに逃げたぞ!」と夜桜が言うと「逃がすわけないだろ。」とネオが言い「スキル:………」と唱えると地面が燃え始めて「裁き」とネオが続け言うと地面が爆発してモルス·ウェルミスが地面から再び現れるのだった。

「やつの皮膚は今焦げている。今ならやつに攻撃が入るぞ。」とネオが言うと「炎斧牙はやつの角を破壊してくれ!俺はやつのカクを破壊する!斬り込み隊がこちらに来るまで耐えるぞ!」とイリオが言ってそれぞれが動き始めた。炎斧牙が高々とジャンプして「炎龍撃破」と大きな斧から炎の龍が現れそのまま斧が振り下ろされて"バゴーン"と大きな音と衝撃波が生まれて"ピキピキ"と斧が悲鳴をあげながらモルス·ウェルミスの角が斬れるのだった。


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