散り征く桜花の里

第3話最強種の討伐Ⅰ

ネオが「お前行くところ無いんだろ?私と旅をして貰う。」と言うので僕は「行き先は?」と聞くとネオは「そうね、お前の故郷なんてどうだ?」と言った。

「僕の故郷は魔物に殺られたからもうないよ」と言うとネオは「お前が放った技はお前が最後に過ごした所ではないお前が産まれた所だ。その地で産まれないと放てない技だ。」と言った。「でもどうするの?そもそもそこを僕は知らないんだけど」と言うと「大丈夫だ、私は道を知っている。」と言うので僕は「ならネオに付いていくよ。」と言いながらネオと歩き出すのだった。


「たしかここの森を抜けてタクラマカンと言う大きな砂漠を通って獣人の里を通り越すとお前の生まれた地が在るはずだ。その地名の名は”武命の里”だ。」と言うので「ブメイのサト?、そんな地がこの世界にあるの聞いたこと無いけど。」と僕が聞くと「その地はもう存在しないからな。今はもう魔王によって滅ぼされたからな、知らないのは無理もない。」ネオが続けて「ここがタクラマカンだ。ここには七種の最強とされる魔王が造った魔物がいる。その魔物をお前には討伐してもらう。」と言うので驚きながら「いきなりそんなことを言われても困る。まず七種の魔物なんてものも知らないし。」と言うと「魔王は幹部、四天王、七種の魔物を造り世界を統べているそれが現状だ。このタウラマカンにいるのはモルス·ウェルミスだ。まあ詳しいことは休めるオアシスを探すぞ。」と言ってネオが歩き始めたので僕も歩き始めた。膨大な砂漠を歩いていると木々が生い茂っていて湖にょうな池のような所に着いたので「ここがオアシス?」と僕が聞くと「そうだここがオアシスだ。」と立ち止まってネオが言うので「何で立ってんだ?」と聞くと「タナトス、どうやら先客が居るようだ。」と答えたので「物陰に隠れよう。」と僕が言うとネオが草の生い茂ったところを指をさしたので頷きながら移動するのだった。


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