平和な時代には洪水が多い
第13話
一見するとまるで真逆なことを言っていますが、寛永年間の古文書にそんな記述があります。
調べてみると、寛永、元禄、文化、安永など江戸時代に平和な時に限って洪水がおきており
ましてや現在は何をかいわんやです。
しかも同じことは中国の黄河でも起きていました。
国民党軍が日本軍に損害を与える目的で1938年に起こした黄河決壊事件を除いては
全て洪水は治世に起こっています。
余談ですが、この時日本軍には損害はほとんど起きず(洪水を避ける土木技術が発達していた)
それどころかこの洪水で100万人近くが犠牲になりましたが
日本軍は駐屯地近くの住民数万人を救っています。
これに対して国民党軍は何も支援せずこれが後の国共内戦で共産党が勝利する原因となったのですが
共産党政権下で洪水が起こったため余計状況が悪くなりました。
その原因も農学者はこのように分析しています。
「乱世の時期に放置されていた地域が治世では開発が進み自然破壊が起きる」
「治世においては人口が増加するので耕地を洪水の起きる範囲に広げてしまう」
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