51.江戸の屋台
第51話
江戸では店構えを設けるところは少なかったと書いたが、
元禄時代、「煮売り屋」ができた。これは煮魚、煮しめ、煮豆などを売る
現在の総菜屋である。まもなくこれに飯と味噌汁をつけて売る店が現れた。
これは「奈良茶飯」と呼ばれる日本初の定食セットである。
享保期には屋台で売られるようになった。
「煮売り屋」の多くは明治以降料理旅館として発展し、一時は江戸に36軒を
数えるほどになったが、戦災等で消失し、現在は6軒を残すのみである。
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