16.ゴミ問題・町田の取り組み
第16話
1973年、町田市は小山田の現在地にリサイクル文化センターを完成させ、
リサイクルできるものは徹底的にリサイクルする方針を貫いてきた。
翌年、「空き缶回収条例」を制定、市内で販売された缶飲料の缶は販売者の回収を義務づけた。続いて薬師池公園に「デポジット制度」導入、これは普通の缶飲料に10円上乗せして売り、回収機に入れると10円が戻ってくるシステムだ。1979年には「ゴミ5分別収集」がスタートしている。
これは、ゴミを「可燃ごみ」「不燃ごみ」「ビン」「缶」「有害ゴミ」(乾電池など)に分けて捨てるものだ。不燃ごみは月二回しか収集がないが、ビン、缶を別にした結果、家庭から出る不燃ごみはないに等しかった。
もちろん、町田市も新たな取り組みを忘れなかった。
てんぷら油は団地自治会単位でまとめて回収して粉石けんにしていた。
私の持っているソニーのラジオは全世界の放送を捉えることができる高性能のラジオだが、そのアンテナの「フェライト」は乾電池をリサイクルしたものだ。
見捨てられた使用済み乾電池、生まれ変われば高性能ラジオとなる。
そのアンテナは日本はもとより、韓国やロシアの放送でさえ聞き取ることができる。夢のラジオ、欲しくないですか?
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