第11話

「ほら、よく返事してくれるようになったし!学校も毎日行ってるじゃない?」





ほんわかした笑顔を俺に向けながら「良い友達でも出来たの?」と続けた姉ちゃんの顔を思わずまじまじと見つめた。





良い友達…。





何も言ってないのに「どんな子?」と問いかけてくる姉ちゃん。





姉ちゃんの中では、俺に良い友達が出来たということが前提らしい。





というか……







「どういう子…?」





確かに、智樹やB9と仲良くなった今、学校は楽しくて、遅刻せずに行くのは無理だけど、早いときは3限くらいには学校に居る。





もちろん、行かない日もないとはいえないが…。



確かに学校が楽しい理由は智樹達にある。



あるけど、







「そう。面白い人?」



いざ、どんな子だと聞かれると







「さあ?」





全くわからん。





アイツ等って、どんな子に値するんだろうか…。

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