妙なグループ 巧side

第10話

「巧、最近明るいねー」




とある休日。




姉ちゃんが遊びに行くために家を出ようとした直前。




そんな事を言い出した。









「何?今の台詞…」





家族3人で2階建てのアパートに住んでいる俺の部屋は迷惑な事に、玄関の左側にあって、誰かが出入りする度にドアが馬鹿デカい音を立てる。




だけど、今日は何故か馬鹿デカい音がする前に喋りかけられ、俺は思わず玄関に出向いた。





ボブで茶色の髪をしている姉ちゃんは、華奢な体つきで、背も小さくて色白。



ロリ顔とでもいうんだろうか…。





兎に角、姉ちゃんというより妹的存在の姉ちゃんは俺がやってきた事で、一旦靴を履く手を止めて振り返った。

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