第5話
「……でも…。」
「………ねぇ、莉茉ちゃん。お話しを聞かせてあげましょうか?」
「お話し?」
「そう、私ね?」
ねぇ、頼さん。
大切な思い出だけど、良いわよね?
私達の娘の為ですもの。
「ーーー昔は頼さんの事が大っ嫌いだったの。」
懐かしい過去。
愛おしいあの頃。
今でも、はっきりと覚えてる。
「…………へ?」
私の暴露に、莉茉ちゃんは目を見開き、驚愕を露にした。
「ふふ、驚いた?」
「はい、驚きました。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます